日本の七十二候 「蒙霧升降」
「蒙霧升降」(ふかききりまとう) 幻想的な景色
こんにちは。
8月の夜空には、かつて豊作を占った星があります。
赤く輝く旱星(ひでり)と呼ばれる星。
火星、牛飼座のアルクトゥルス、さそり座のアンタレス。
その内のアンタクレスが赤く輝くほど、その年は豊作になるといわれたそうです。
あまりの真っ赤なさそりの星には酒酔い星という別名もあります。
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蒙霧升降
蒙霧升降とは、深い霧がまとわりつくようにたちこめる季節。
「蒙霧(もうむ)」は、もうもうとたちこめる霧のこと。
「升降」は「昇降」と同じです。
霧に立ち込められた状態は、「霧の帳(とばり)」「霧の幕」と形容されてきました。
また、霧が立ち上がる様子を、お香の煙にたとえた「霧の香(か)」という表現もあります。
この時期の果実は無花果(いちじく)
名前の由来は、漢名の「映日果(いんじょくお)」が変化したという説と、ひと月で熟すから、あるいは、毎日一つずつ熟すから「一熟」という説があります。
無花果と書くのは、花が咲かないと思われたからです。
じつは、花は実の中に咲くそうです。
その実は、栄養価が高いといわれてるので、暑さで疲れた身体には最高の果実ですね。
ありがとうございます
この季節の草花に「水引」があります。
上から見ると赤く、下から見ると白い花が、細長い花穂に点々といくつも咲いています。
そのようすが祝儀の水引に見立てられて花の名前になたそうです。
紅白の花が混じるのは、御所水引、白い花だけのは銀水引といいます。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
濃い霧の林の中を木の葉からおちる滴(樹雨(ささめ)で夏の暑さをまぎらわせんまんか。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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