和の輪 | 和の素敵 - Part 2
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すばらしきかな書替狂言☆  ときめき☆歌舞伎 第78回

  すばらしきかな書替狂言☆ ときめき☆歌舞伎 第78回  今年の2月は、関西では歌舞伎公演がなく…寒がりのわたしは、冬眠しております。公演が無いと、連載のネタも無い… 初春大歌舞伎で『土屋主税』がありましたね。ちょっと、その辺りから攻めてみましょうか。   ◆書き替えは、日本の文化?  本歌取り、見立て、書替、パロディ、模倣、ものまね贋作、パクリ、著作権侵害… 何か基になるものがあって、それを変化させる...

「テキスタイル」  染め織り 渡邊紗彌加さん

   A HANDWEAVER'S PATTERN BOOKからGothic Cross Ⅱ 著者Marguerite Porter Davison  1887-1953  テキスタイル四枚綜絖の本基本となる織物 平織りは 最小組織 経緯一本づつの浮き沈み 糸が太めのものであれば 綜絖枠二枚で事足ります。 そこから枠を二枚増やしただけの四枚で こんなにもバリエーション豊かな柄を織り出すことが出来る。 日本にも地紋織はありますが 普通の高機で織れるものは 私が知る限り殆どありません。  ...

如月(きさらぎ)「光」 黎明書簡より

  如月(きさらぎ) 平成最後の歌会始の儀が正月16日、皇居宮殿松の間で行われた。 今年の題は「光」天皇陛下御製 「贈られしひまわりの種は生え揃ひ葉を広げてゆく初夏の光に」このひまわりは、阪神淡路大震災で家屋が倒壊して失くなった神戸市の当時11歳の子供の自宅跡地に咲いたひまわりの種を両陛下が震災10年の追悼式典で神戸市長を訪問された際、遺族代表から受け取り、毎年咲かせたひまわり。歌会始めは、平安の雅を今に伝えるという歌会ではなく、大御心と大御宝が和合して、天(自然)に祈るというものである。 古来、和歌を敷島の道と呼び、丗一文字(みそひともじ)...

「機織り」  染め織り 渡邊紗彌加さん

https://www.facebook.com/SAYAKAWATANABE.INORI/videos/408663679903857/?t=5  機織り 15の時 初めて機織りをして 「こんなに面白いものはない」と 感じたことの無いときめきを覚え18の時 初めて着物を織って 「これは私の一生の道だ」と想いあれから十数年変わることなく 織り続けている . . いかにして生きるか 何をして生きていくか 問われた子供の頃から 何をしても三日坊主 熱しては冷め を繰り返しこのまま何にもなれず ただ息をして ただ...

仏さまが持つ剣「利剣と宝剣」  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  利剣(りけん)と宝剣(ほうけん) 仏さまで、よく持たれてるものに剣があります。 剣には利剣と宝剣があります。剣先に特徴があってシャープな感じのものと ふっくらと丸みを持たせたものとがあります。前者が利剣、後者が宝剣。説明に、利剣は降魔の思想を表示し、宝剣は自らの魔(煩悩)を倒す意味を持つ、と書いてありました…チョットムツカシイ。利剣は智門の諸尊に、宝剣は悲門の諸尊に、ともあります。なるほど、だからお不動さまは宝剣なのですね。というわけで持物はそれぞれ意味があるのでテキトーにしてはいけないんですね。ちなみに智門...

「荒神信仰」とは? 日本国固有の古典信仰 (山蔭神斎)

荒神信仰とは そもそも荒神信仰は、日本国固有の古典信仰であり、役行者、空海が感得した憤怒の形相たる神を彷彿とさせるのが荒神信仰の一般的な姿である。平安時代に神道の達人であった吉田兼具(よしだかねとも)翁の祓い抄に観える事曰く 「天の神を神と言い、地の神を祇と言い、人の神を鬼と言う」 即ち、荒神とは鬼の神を指すものであり、感情豊かであるがゆえに、ともすれば荒れることを意図するものである。 荒神とは、極めて人の世の近くにあり、私達の生活修行に直接的に影響を与える大切な神様と言える。笠山荒神社は、日本最古の荒神山の聖地であり、空海は平安当時入山禁止の御神山の閼伽井(あかい...

「節分祭 鬼送神事」古来より天の神を「神」と言います (山蔭神斎)

  節分祭 鬼送神事 古来より天の神を「神」と言い、地の神を「祇」と言い、人の神を「鬼」と言う。 この最後の鬼とは、荒ぶる気のあるものも少なくなく、漢字では個性あるものを『鬼』と書き、澄みやか成るものを鬼の頭の点『角』を取った漢字で表す。節分祭は古来より冬から立春に赴く節目の祓を成すものである。 自然災害は、天地の祓として新たなる生命を育む為の祓であるが、人の営みを故意に殺さず配慮給う、天神地祇の御霊のふゆを受け取るべく、ただひたすら祈り、己が心を祓うのである。『大難を小難に 小難を無難に』 日本国民が春節に祈る事が、良い芽吹きの年を創造するのである...

「開眼」 いちばん緊張する場面  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  開 眼 仏さまの仕上げに開眼をします。おそらく制作過程でいちばん緊張する場面でしょうか。見てるほうもね。木地の仕上げであっても、彩色や截金、金箔の仕上げであっても最後に髪の色をぬって、さあ、開眼なんですね。眉毛と上瞼のライン、白眼と瞳、唇に朱をいれます。必要に応じてお髭もいれます。玉眼という目の部分にガラスの目を嵌める場合は内側から瞳を描き入れます。白眼には白い綿を使うのですよ。昔ながらのやり方です。いづれもなかなか難関なのです。如来や菩薩の綺麗な山形の眉もあれば、 お不動さまなど粗々し...

寿初春大歌舞伎 観劇ツアー☆  ときめき☆歌舞伎 第77回

   寿初春大歌舞伎 観劇ツアー☆ ときめき☆歌舞伎 第77回  寿初春大歌舞伎昼の部を、みなさんと一緒に観劇してきました~☆たくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました!お着物の方が多くて華やかでした~☆   ◆ついに、早朝授業!? ときめき☆歌舞伎塾  なんと、8時30分開始!!「高校の授業以来です!」と言われてしまいましたが、それでも遠方は和歌山からご参加いただきました。本当に、ありがとうございます。&...

ゆく年、くる年☆  ときめき☆歌舞伎 第76回

  ゆく年、くる年☆ ときめき☆歌舞伎 第76回   2018年は、いかがでしたか?「ときめき☆歌舞伎」は2018年も、いろいろ好き放題書かせていただきました~。みなさまの心に残るような原稿が書けたのかどうかは…不明です…(汗) 勝手に、2018年の原稿を振り返ってみます~♪   ◆2018年も楽しみました! 観劇ツアー  観劇ツアーは、5回!「初春舞踊公演」、「七月大歌舞伎」、「竹之助の会」、「十月大歌...

「彩色」昔はどんなだったのでしょうね  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  むかしの彩色 むかしの彩色はどんなだったのでしょう?どんな材料をつかって、どのような手順でやったのでしょう?古いものを直に見て自分の持てる知識と教えていただいたり、文献を読んだりして得た情報から当てはまるものを集めて推測します。 端っこにほんの少しでも鮮やかな絵の具や装飾がみつかれば、それを手掛かりに、推測していけますね。時代は違えど同じ人間が拵えるワケだし、当時の材に彫刻をして彩色するとしたらどんなふうと分かる部分は沢山あります。天然の素材は時代が流れても手に入りさえすれば使うことが出来るのですね。コレが今でも結構手に入るの...

南座 顔見世観劇ツアー☆  ときめき☆歌舞伎 第75回

   南座 顔見世観劇ツアー☆ ときめき☆歌舞伎 第75回  12月顔見世の夜の部を、みなさんと一緒に観劇してきました~☆   ◆しっかり身につく? 少人数制!  今年も顔見世ツアーの「ときめき☆歌舞伎塾」は、祇園ギャラリー礼[AYA]さんをお借りしました。 お申し込み数が少なかったので、テーブルを囲んでお茶とお菓子を食べながら、ゆる~く。疑問質問、バンバン!濃い内容だったかも? &nb...

私が絵の前で立ちすくんでしまった作品  成願義夫さんのお話し

   『焔(ほむら)』 上村松園190.9cm×91.8cm 光源氏の正妻である葵上に嫉妬し、生き霊となって呪い殺そうとする六条御息所を描いたこの作品。 初めてこの絵の実物を見たとき身震いしたのを覚えている。 自らの髪の束を噛みしめている表情のなんとも恐ろしくも美しいことか。この美しさは光源氏を思う女の一途な恋情、故。 生霊を描いた上村松園の凄まじいまでの画家として、女としての情念を感じる作品。(注) この作品の蜘蛛の巣は銀で描かれていたらしい。 当初は銀色に輝いていた、それが変質して今では黒く見えて...
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