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12000年前の食生活

 

おにぎりの化石

こんにちは。

今日は父の日、アメリカでは祝日なんですね。

そして、米食の日でもあります、知ってました?

「米」の字を分解すると「十」と「八」になることから、毎月十八日は米食の日。

1987年、石川県チャノバタケ遺跡の壁穴式住居から、日本最古のおにぎりの化石が見つかりました。

お米を食べはじめた頃から、おにぎりは、もうあったのですね。

それでは、そのもっともっと昔は何を食べていたのでしょうね。

「日本人の源流(著:小田静夫さん)」という本にこのように書かれていました。

 

「食卓」の源流

■12000年前の食生活

人類は数百万年前から長い間、肉を主食としてきた。

当初、どのような動物を食べていたかは定かではないが、2万5000年前のシベリアでは集団でマンモス狩りを行っていたことは明らかである。

狩りは主に、川や湖の水辺の湿地に追い込んだり、崖から転落させたり、穴を掘ってわなを仕掛けるという方法がとられていた。

また仕留めるのは容易なことではなく、数日間、特には数週間にも及んだと考えられている。

シベリアではマンモスのほかにトナカイも貴重な食糧であった。

3万年前の日本でも、ナウマンゾウやオオツノシカといった大型動物が捕らえられていた。

しかし1万8000年前に最終氷河期が終わり、気温が急上昇すると植物に変化が起こり、新しい環境に適応できなくなった大型動物は次々と姿を消していく。

必然と獲物は中・小型の動物になったが、それでは到底飢えをしのぐことはできない。

そこで人々は、肉の代わりとして木の実なども食べるようになっていったのである。

1万2000年前ころの日本は豊かな自然に恵まれ、木の実や植物、貝、魚、肉など口に出来るものは何でも食べていた。

木の実はドリンクやクルミ、クリ、シイの実、トチの実などが、植物ではワラビやウド、ゼンマイ、きのこ類などがよく食べられていたようである。

では、魚や肉にはどんなものがあっただろうか。

 

 

手がかりはゴミ捨て場、貝塚

それを知る手がかりとなるのが当時のゴミ捨て場、貝塚である。

日本全国の貝塚を調査した結果、魚ではマグロ、サケ、カツオ、メカジキ、サバ、タラ、スズキ、カワハギ、タイ、イワシ、カレイ、アジ、ホッケ、ハゼ、ヒラメなど大型から小型まで実に豊富な種類の骨が発見された。

71種類の魚、354種類の貝を食べていたというデータも発表されている。

また石川県珠洲郡の真脇遺跡からは157体分のイルカの骨が発見された。

イルカはほかの魚と違って針で釣ることができない。

当時の人々は沖合から丸木舟に乗り、舟の上から威嚇することによってイルカを浜に追い上げていたと推測されている。

さらにクジラの骨もいくつかの遺跡から見つかった。

しかし1頭分の骨が出土したケースはなく、部分的に出土していることから浜辺で持ち運びやすい大きさに解体してから持ち帰ったと考えられている。

ほかにもオットセイやアシカも食べられていたようだ。

また驚くことにサメも食べていたのである。

富山県の境A遺跡からはサメの歯が140点、骨も多数出土した。

中には現在、人食いザメとして恐れられているホオジロサメやシュモクザメの歯もあり、命がけで漁を行っていたであろうことは想像に難しくない。

一方、肉ではイノシシとかシカが一番多く食べられていることが明らかとなった。

ほかにはタヌキ、キツネ、ウサギ、サル、リスなどの骨も出土している。

太い部分の骨や頭蓋骨はほとんどが割られているが、これは彼らが骨髄や脳みそを食べていた証拠だ。

また草食動物の胃の中身まで食べていたという。

1万2000年前から縄文時代の間は、実に豊かな食生活が続いていたが、これは四季の変化がはっきりしていたかららしい。

春には植物の新芽や若葉を食べ、夏には海で魚を獲り、秋には木の実を大量に採取し、冬には脂ののった動物を追いかける。
つまり、自然の恵みをうまく利用して生活していたのである。

参考:日本人の源流

 

 

ありがとうございます。

最近、日本の文化を探っていくと、どうしても、その昔はどうしていたのか?

そこから長い年月を経て、今の文化が成り立っている、と、昔を知りたくなります。

12000年前は肉を食べていたのですね。

火が使われたのは50万年ぐらい前の事と言われていますから、肉は生で食べていたのでしょうね。

そして、氷河期が終わると、四季の豊かな日本では、山の幸、海の幸などを食べるようになったのですね。

私は文化は、食を中心に作られていったと思っています。

日本にはすてきな四季があり、争うことなく食を得ることができたから、今の文化が出来上がったのではないかと思います。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

自然の驚異は怖いけど、自然の恵みはとてもうれしいもの、感謝しかないですね。

 

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