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やまとことば、素敵です。 きょうは「お」のお話し。

 

こんにちは

  「ありがとう」と言っていただくと、こちらも「どういたしまして」って笑顔になると思いませんか。 素敵な力を持つ「ありがとう」。 この言葉でこの星がつつまれますように。 笑顔あふれる、毎日がおくれるために。     今日は「お」のお話し。 やまとことばには、いくつかの特徴があります。 その一つが、ことばの1音1音ごとに意味が込められているということです。 「あ」は、明け方の光のように周囲を明るくします。 「」は、生命の根本にかかわるものや神仏の関係するものが多いのです。 「」は、純情可憐な女の子にぴったりの音。 「」は、思いやりあふれる心遣い。 それでは「お」は? 今日は「「やまとことば50音辞典」(高村史司著」の本から」「お」のお話し。  

相手を広く受け入れるおおらかさな「お」

  同じ驚きの声を上げるにしても、「あっ!」じゃ大きな驚き。 「えっ!」は疑問や不満を持った驚きを感じさせるのに対して、「おっ!」「おお!」というのは、なにか発見や納得感がこもった驚きのように感じられます。 「おお、そうなのか」という具合に、「お」は相手を受け入れるゆとりを感じさせる音です。 それは、「お」が語頭に重なる「おおらか」ということばによく表されています。 「大きい」「多い」ということばにも、そんなたっぷり感が漂います。 「お」で始まることばとして、「おさむ」という名前は、漢字にすると「治、修」などが当てられているように、あるべき姿になる(する)ということ。 つまり、人の上に立つ、あるいは勉学を修める人にふさわしいことだまを持つ名前です。 集団のトップのことを「おさ(長)」と呼ぶのも、これと同根です。 「おとひこ」「おとや」「おとか」など、「おと~」で始まる名前もあります。 「おと」は弟に通じています。 もともとは、きょうだいのうちで年下の者であり、弟または妹のこと。 ここから、多くは第2子以降に、かわいいという気持ちをこめて付けられました。 「さおり」「かおり」のように、「~おり」があとに着く名前は、布を「織る」のイメージから、繊細で働き者を感じさせます。 頭に「お」をつけて、「お茶」「お薬」「お冷や」のように丁寧に表現するのは、室町時代以降、宮中にいる女性を中心に広まったといわれています。 また、江戸時代には、女性の名に「お」を付けることで、親愛の気持ちを表しました。 菊さんならば「お菊」、民さんならば「おたみ」という具合に、かわいく聞こえます。 現代的な名前だと、あまり似合わないかもしれませんが、舞ちゃんなら「おまい」、留美ちゃんならば「おるみ」というのはいかがでしょうか。 ネットのハンドル名には、かえって新鮮かもしれません。  

ありがとうございます。

  ことばは、その人そのものを表しています。 美しいことばを使う人は心も美しいものです。 私たちは、手紙やメールの文面に書かれたことばを見れば、実際に会ったことがなくても、相手の人柄はよくわかります。 ましてや、実際に会って5分も話してみれば、その人がどういう人かはほぼ理解できてしまうでしょう。 もちろん、話す内容からも相手の性格はわかりますが、何よりもどういうことばを使っているかがポイントです。 それだけで、その人が頑固な人なのか、優しい人なのか、知的な人なのか、がさつな人なのかがわかってしまうのです。 なぜなら、ことばがその人をつくっているからです。 ことばは心そのものです。 私たち日本人にとって母なる言語は、ことだまが宿るやまとことばです。 はるか昔から祖先が大切に育んできた、やまとことばをもう一度見直してみませんか。 自分自身を、そしてまわりの人を幸せにするために、美しいやまとことばをもっと日常生活に使っていこうではありませんか。   今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。 これからも浄住寺共々、宜しくお願いいたします。  ]]>

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