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高岡・富山の旅 シマタニ昇龍工房

豊かな水と匠の技

こんにちは。
先日、高岡市を一般社団法人水と匠の林口砂里さん(とてもすてきな女性)のご案内で、いっぱい楽しんできました。
それはそれは、とてもすてきな時間でした。
林口さんありがとうございました。
先ずは最初の場所、有限会社シマタニ昇龍工房の伝統工芸士四代目昇龍「島谷好徳」さまのお話しから。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

中央の方は今回ご案内いただいたすてきな林口砂里さん、右の方が伝統工芸士島谷好徳さん
左は株式会社Qの代表葉室頼俊さん

 

おりん

 

 

皆さま、頼俊さんが手に持っているお寺でお坊さまがゴーンと鳴らすものをなんというかご存知ですか。
「おりん」といいます。
お釈迦さまが亡くなった時に悲しんでいた鳥の鳴き声に由来しているとか。
または、音色が風鈴に似ているため「りん」と呼ばれたのかもしれませんね。

おりんは538年に仏具として仏教とともに中国大陸から日本へと伝わってきました。
はじめに単に鳴物としての存在とのことですが、1100年頃から仏教が庶民に広がってくると、おりんの音色が心地よいものとなりますようにと、僧侶と職人が試行錯誤しながら形や厚みを変えて日本独自のおりんとなっていきました。
長い年月を経て心を落ち着かせ心の平穏や集中力を高める存在として広がっています。

 

 

一期一音

おりんは古くから、場を清め人々の心を癒してきました。
その美しい音色は奥深く、うねりに耳を傾けると穏やかに広がる波紋に身も心も包まれほぐされていきます。
黄銅の板から幾つもの金鎚によってかたちを成し最後に、音は相応しいうねりに導かれ命を吹き込まれる昇龍のおりん。
そのかたち、その音色はそれぞれの個性を持ちます。
どこまでも続くような音の海。
自らと響きあう音と楽しまれませんか。
HP参照

 

 

ありがとうございます

お寺でおりんの音を聞いたことはあると思いますが、おりんを鳴らしたことありますか。
お家におりんはありますか。
おりんを鳴らすのは仏さまやご先祖さまへの供養や祈りを音に乗せて届けることですね。
今では人々の心を落ち着かせたりするためにも使われています。

このような時代だからこそ心を鎮めるおりんの音が大切ではないでしょうか。
お家にも一つ、自分にも一ついかがですか。

島谷さん、ありがとうございました。

 

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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