来年は丙・申(ひのえ・さる)、どんな年?

今年も残すところ三日。
もう頭の中は来年のこと。
来年は丙申。
丙申とはどんな年なのでしょうね。
Hotdoglabより(http://hotdoglab.jp/blog/2016-year-eto/)
2016年の干支(えと)は丙申です。
干支は年賀状を書く人ならきっと年末ごろになって意識するはずです。
でもそのときって動物のことが中心ですよね。
動物で言えば、申年(さるどし)です。
もっと暦(こよみ)っぽく言うと、丙申(ひのえさる)が干支。
申の前にある「丙」は「ひのえ」と読みます。
「さる」は十二支の1つ。
「ね、うし、とら、う、たつ…」と言ったように12年間隔で繰り返しますよね。
「ひのえ」の部分は干(かん)と言って、同じように10種類を1年ずつ繰り返します。
干が10個で十干、支が12個で十二支、それが組み合わさって干支(えと)です。
つまり、干支というのは干と支の組み合わせのことだったんです。
暦的に言うと、さる年だけだと物足りないんですね。
十干と十二支の組み合わせの種類は60種類。
甲子(きのえね)という組み合わせが60種類の最初。
そこから年が巡って33番目が2016年の「丙申」になります。
丙申の2つの漢字には意味があります。
まずは「丙(ひのえ)」の文字に着目です。
丙は「明らか」という意味があります。
甲、乙、丙と、十干の中では3番目。
十干は樹木の成長に例えられるんですが、丙は形が明らかになってくる頃です。
前年の「乙」はまだ自由に伸びることができず、曲がっている状態でした。
なので、ちょっと成長して形が明らかになるんですね。
申は「呻く(うめく)」の意味です。
これも語源は樹木の成長に例えられます。
申の呻くは果実が成熟して行って、固まって行く状態を表しています。
完熟までは達しない状態です。
「形が明らかになってくる」、「実が固まっていく」とはどういうことでしょうね。
丙申の文字の意味がヒントですね。
これまで日の目を見なかったことが形となって現れて来る年だと言えるのではないでしょうか。
2016年は何かを始めるというよりも、これまでの頑張りが形になっていく。
評価されてこなかったことが評価されるとか。
これまで気づけなかったことに気づくとか。
見えてくるものがあるんですよ、きっと。
待つだけでなく、積極的に行くべきかもしれませんよ。
2016年はまだ完熟する年ではないんですね。
形がはっきりする、固まって行くという成長段階です。
今やっていることが自分にとって何なのかを定義してみるのはどうでしょうか。
何を目的に頑張っているのか、きちんと見直してみる。
この後のさらなる成長につながる何かが現れるかもしれませんね。
新たな発見。
それをきっかけに新たな道が開かれるかもしれません。
2016年は、頑張ってきた人の努力が形になっていく年とまとめたいと思います。
(文:Hotdoglabより(http://hotdoglab.jp/blog/2016-year-eto/)
年末の挨拶を下記ながら来年は丙申と、「丙申年」とはどんな年?ととても気になりHPを検索してみるとこのお話し。
私に語りかけている気がしてなりません。
「これまで日の目を見なかったことが形となって現れて来る年」
「まだ完熟する年ではないけど形がはっきりする、固まって行くという成長段階」
もちろんやるしかないです。
この素敵な和の国、日本を多くの人と楽しんでこれからの子供たちに「日本は素敵なんだ!」と言ってもらえるように。
わたしたち50過ぎが未来のためにしなければならないことと思います。
思いのある人たちが力を合わせるときが来ましたね。
行くぞ、楽しく、楽しく!