日本の七十二候「半夏生」(はんげしょう)
今日は半夏生は今日、7月2日。
半分の夏に生れる?
どう意味?どういう日?って思いませんか。
梅雨の終わりを知らせる言葉です。
稲作が中心だったかつての日本においては、とても重要で大切な日でした。
夏至の日から数えて11日目、その他ら数えて5日間をいいます。
農家にとって半夏生は畑仕事や田植えを終わらす時期となります。
また、半夏生に採れる野菜は毒気を含むといわれていて、農作業を休むようにいわれてきました。
半化粧?
「半夏」とは「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名で、この時期に生え出すといいます。
先が細長くのびた袋のような花を烏の柄杓に見立てて「烏柄杓」と呼ぶようになりました。
毒草ということですが、根を乾燥させて漢方薬にするそうです。
また、別の説もあります。
それは半夏生の花が咲く時期だからです。
半夏とはまったく違う植物で、別名「片白草(かたしろくさ)」と言われ、毒草です。
この片白草、7月初旬から花を咲かせ、葉の数枚の一部、しかも表側だけが白くなります。
それが半分だけ化粧してるように見えるので半化粧!
半化粧が半夏生になったとか。
私はこの説が大好きです。
なんて日本は楽しいのでしょうか。
いいですねー!
いずれにしても、一年のちょうど半分にあたる時期です。
立ち止まって、目標を見直すのもいいかもしれませんね。
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旧文:2013.07.02再編
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