紅樺:Amber red: Red with a hint of orange.
紅樺
紅樺:Amber red: Red with a hint of orange. Our Japanese heritage is color, for we have long incorporated a generous palette of colors in our lives, discerning a world of subtle, delicate hues and lowing their rich effects.
私たちは古来より暮らしの中に多彩な色合いを取り入れ、繊細で微妙な色の世界を見い出し、そしてその豊かな情趣を愛でてきました。
それは多くの絵画や工芸、染織品、また文学や芸能作品として生活や文化の中に深く息づいています。
紅樺:Amber red: Red with a hint of orange. 赤みをおびた樺色のことで、茶色がかった橙色をいいます。
「手鑑模様節用」に「紅かば、一名紅かうじ俗に紅うこんと云。又和名に朱(かば)さくらといふうす紅の黄はみたる也」と書かれていることから、紅鬱金(べにうこん)に似た明るい色を表します。
樺色は樺の木の樹皮の色、また蒲(がま)の穂の色に由来することから、本来の紅樺は、それの紅がかかった深い紅色と思われます。
(文:日本の伝統色)
(写真:赤城星空五彩)
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