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今日は「和食の日」

 

 

新嘗祭の次の日、今日は「和食の日」

 

こんにちは。

今日は「和食の日」って、知ってましたか?

11月24日、11は「いい」、2は「日本」の2、4は「食」だそうです。

新嘗祭の次の日だし、ゴロはついてるし。

秋の収穫の時期だから、難しく考えないでおこう。

でも、せっかくだから、もっともっと、和食の素晴らしさを、知ってもらえたらいいですね。

 

自然を尊ぶ和食

 

2013年12月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

ちなみに、ユネスコ無形文化財、日本の登録件数はいくつあるかご存知ですか。

2001年の能楽から始まり、2013年の21番目の和食、2014年22番目の和紙、2016年23番目の山・鉾・屋台が登録されています。

 

「五穀豊穣」「実り」のシーズンを迎え、和食の文化について、保護・継承を大切さについて考えるとして、「和食会議」のもと2014年11月24日にできたとか。

ユネスコでは、和食を料理そのものではなく、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」と位置付けています。

そう、和食は日本人の気質に基づいています(あたりまえですよね!)

では、どんなふうに?

日本は南北に長く、海に囲まれ、山々、里と表情豊かな自然が広がっています。

各地で地元に根差した特有の食材が生産されます。

その素材を活かすために、調理技術や調理道具も発達してきました。

食事の場では、自然の美しさや四季の移ろいを表現しながら、家族が一緒にお料理を囲んで団らんの時間を過ごします。

年中行事とも密接に関わって育まれてきました。

自然の恵みである食を、家族だけでなく地域の絆として分かち合ってきました。

そして、何より「感謝の心」を育ててくれました。

 

ありがとうございます。

 

でも、日本の食文化も戦後、大きく変わってきてしまいましたね。

国内自給は大問題だし。

一汁三菜?見たことないし。

お米よりパン。

味噌汁より牛乳。

そして、「いただきます」『ごちそうさま」

そして、「もったいない」

そして、「家族団欒」

そして、「ありがとうございます」の心。

もっとあるかな。

和食には大切なことがたくさん詰まっています。

改めて、和食の素晴らしさを知るいい機会ですね。

 

そう、先日、彬子女王殿下のお話しにこうありました。

「田んぼの草むしりをしないものがお米の話をするな」と。

食の一つ一つにも、あらゆることに感謝するこころがいっぱいこもっています。

それが「和の心」なんでしょうね。

 

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