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クリスマスイブの「聖夜」って?

今宵は聖なるクリスマスイブ

こんにちは。
ラジオからはクリスマスソング。
街を歩けばネオンピカピカ。
今宵は聖なる、クリスマスイブ。
このクリスマス、日本では1552年に宣教師 フランシスコ・ザビエルが信徒を集めてミサを行ったのが最初と言われています。
1568年には織田信長と松永久秀がクリスマスなので一時休戦したとか。
江戸幕府の禁教令でクリスマスは一時姿を消しますが、明治6年(1873年)に禁教令が解かれ復活します。
その後は、明治37年に銀座の明治屋が店頭にクリスマスツリーを飾ったり、明治43年に不二家がクリスマスケーキを販売したり、日本中に広がっていきました。
さて、そのクリスマスイブを聖夜ともいいます。
どうして「聖夜」?
「聖」はどういう意味?
日経新聞の「遊遊漢字学」にこのように書かれていましたのでご紹介。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

「聖」夜の過ごし方

今の「聖」は(耳)と(口)と(王)でできていますが、古い字形では下の部分が背伸びをしている人の形に描かれています。
「聖」は、神が語るお告げを、背伸びしながら耳をそばだてて聞き取ろうとする人のことで、もともとは神のお告げを聞き取れる人が「聖人」でした。
そこから意味が変化して、やがて「聖」が知徳の優れた完全な人格を表すようになりました。
これを日本語で「ひじり」と訓読みするのは、「日知り」、すなわち宇宙を支配する時間を予知し、管理する人のことだといいます。
また一説に「火知り」、すなわち神にささげる火を管理する宗教者のことだともいいます。
「聖しこの夜」のメロディーとともに、カップルのためのイベントが街にあふれています。
ただ、そこにはびこるむき出しの経済原理にはいささかしらけてしまいます。
それが経済発展につながればいいとは思いますが、カネさえ使えば愛が通じると考える悲しい風潮では。
「聖らかな夜」であればこそ、心を通じあわせて来し方を振りかえり、心に響いてくる声に静かに耳を傾けたいものです。

 

ありがとうございます

現在、街中では早い所では11月初旬からクリスマス装飾されクリスマスイベントやセールが開催されます。
このように、日本では宗教的意味からではなく商業的イベントとして盛大におこなわれるようになりました。
さまざまな宗教を受け入れる、いかにも日本人らしいです。
でも、本当に大切なことは?
12月25日はイエス・キリストの誕生を祝う日とされてますが、イエスの誕生日ではなくイエスの誕生を祝う日なんですね。
では、なぜ?12月25日なのか?
古代ローマ帝国の大事なお祭りが冬至のお祭りで12月25日でした。
冬至を境に日が長くなっていくことから、「太陽神が再び生まれる日」としてお祝いしました。
そして争うことのない平和な日々が送れますようにと願いが込められたそうです。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
古代の人たちも願いは一つ。
「いつも平和でありますように」
今宵はそんな思いを込めて愛する人と素敵な時間をお送りくださいね。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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