和の輪 | 和の素敵 - Part 4
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和の輪

百獣の長☆  ときめき☆歌舞伎 第71回

  百獣の長☆ ときめき☆歌舞伎 第71回  先日、久しぶりにお能を観に行ってきました。お能は、まだ数回しか観劇したことがない初心者。けど、歌舞伎と同じ演目があるとなんとなく安心します(笑) この日も、「石橋」があったので楽しく観劇しました~☆  ◆「石橋」?   「石橋」は、「いしばし」ではなく、「しゃっきょう」と読みます。歌舞伎に「石橋」という演目はないですがけど、たぶんみなさんよくご存じ。大人気の演目です。 ...

「生命の伝承」 子孫は先祖の得分に感謝の祈りを捧げる

(絵:歌川芳虎:安芸宮島弁財天)  神々が創りたもうた世界が人間界 おおよそ人の世は、生命の伝承が有って存続しているのである。人は連綿と受け継がれた生命伝承によって今を生きていることを感謝する、その実践行為こそが御供養に他ならない。我が身の存在ルーツを考える時、災害や戦争において失われた多数の生命の中で現存生命を持てる人々は祖先の長きにわたる生命存続における努力に敬意を表するべきである。この世の苦労は世の常で、自己の魂の強化活性に寄与するべく、神々が創りたもうた世界が人間界である。人の間と書き、他者との交わりの中で学び会うのがこの世界の...

「型」には体と心を一体化する働きがあり、そして『創造』します

  「型」とAI AI(人工知能)の進化が加速し、新たな産業革命が起こりつつあります。例えば近い将来、車からハンドルが無くなり、トイレは自動的に健康診断をする機能を備えます。先人達が研究や苦労の末に得た知識や技術データなどの膨大な情報を後世に伝えるためにも、AIの活用はますます期待できると思います。  「型」はAIで解析しても継承は不可能 ところで、数百年〜千年以上続いている日本の伝統文化はどのようにして継承されてきたのでしょうか?それは『型』という伝承方法を先人達が発明したことで可能になりました。武道、芸能、文学など...

夏を制する者! ときめき☆歌舞伎 第70回

  夏を制する者! ときめき☆歌舞伎 第70回  お盆を過ぎて、少しずつ秋を感じられるようになってきました。今年は、災害級の暑さですか? 参りました~~~。残暑も厳しい予報が出ていますが、みなさまは、ご無事でしょうか? こんな暑さの中、世の中にはがんばっている人たちがたくさん!歌舞伎の若手俳優さんたちもそうなんです!   ◆8月は夏休み?  歌舞伎がはじまって400年余り。夏は400年前だって、暑い!演じる方はもちろん、観...

入れ違い雨龍(いれちがいあめりゅう)  家紋研究家 森本勇矢さん

【入れ違い雨龍(いれちがいあめりゅう)】雨龍とは登竜門を経て、鯉が龍となる第一段階(※)の幼龍である「螭(ち)」と呼ばれる存在の通称である。 ※これを龍鯉(りょうり)という。 形状は少し違うが、この紋は南禅寺の寺紋と同じで、位置が逆の形状だと天龍寺の寺紋である。 他に京都近郊では神泉苑の寺紋が雨龍。滋賀県の竹生島の都久夫須麻神社の神紋も雨龍で「雨龍に宝珠」を使用している。 雨龍はその名の通り、水神であり、水に関係する寺社で使われる。 例えば南禅寺はかつて流れていた「草川」、天龍寺は桂川の守護をしていると思われる。雨龍は非常に臆病であるという。そのため臆病の代名詞と...

一般的な『シンプル』の意味は?  成願義夫さんのお話し

  一般的な『シンプル』の意味は 一般的な『シンプル』の意味は「簡素、飾り気が無い、無駄をそぎ落とした合理性や実用性」を言いますが、19世紀のヨーロッパのアーティストやデザイナーが日本から学んだ『シンプル』は「一見簡素に見えるが、多くの要素を凝縮して成立させ、想像力を引き出す余白を残す」という、より高度な『シンプルの概念』です。このシンプルの概念は日本の様々な文化に共通する美意識です。茶の湯や華道、能狂言などの芸能、俳句などの文学、武道、果ては日本建築や枯山水の庭園、懐石などの日本料理にいたるまで、今なお多くの外国人が憧れ学びたがる日本の伝統文化の真髄その...

お彼岸です 昔々からご先祖さまをお迎えしてました

  お盆 こんにちは。7月の黎明塾で「先祖のまつり」と題してお盆のことなどお話がありました。みなさまもご一緒に。お盆は旧暦七月十五日を中心とするもともとは祖霊をお祀りする日本古来の神道の行事です。お家のご先祖さまが精霊(しょうりょう)として帰ってくるのをお迎えし、手厚くもてなします。ところが、仏教を布教するため、日本古来の七月の祖霊祭に仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)を結びつけたために、現在では仏事であるかのように思われています。  先祖のまつり 日(ひ)の本(もと)に生(あ)れ出(い)でにし益人(ますひと)は 神...

日本の初元の形である禊祓(みそぎはらい)とは

  日本の初元の形である禊祓(みそぎはらい)とは 伊邪那岐神(イザナギノカミ)の黄泉国より生還せし時、黄泉津醜女(ヨモツシコメ)に追われて、黄泉津平坂(ヨモツヒラサカ:冥界と限界の境目)まで逃げ帰った時に、境涯にあった桃の木になる桃の実を投げて祓い除けた古事に因むものである。それよりはじめて帰還し、阿波岐原(アワギガハラ)にて禊を行ない、左目を洗わば天照大神(アマテラスオオミカミ)が生まれ、右目を洗わば月読神(ツキヨミノカミ)が生まれ、鼻を洗わば建速須佐之男神(タケハヤスサノヲノカミ)が生まれい出て日本国の初元とするのである。その意義は、生死のバランス循環...

中輪に細違い鷹の羽(ちゅうわにほそちがいたかのは)  家紋研究家 森本勇矢さん

【中輪に細違い鷹の羽(ちゅうわにほそちがいたかのは)】噂では今日はクリスマスイヴであるという。 久々に描いた鷹の羽をクリスマスっぽくカラーリング。 どうせなら、杉紋とか描いて、それにお飾りでも付ければ良かったか。 (2017年3月3日  Instagram投稿) 【彩紋】 https://facebook.com/yuya.morimoto.374/albums/997903450271317/?ref=bookmarks上絵一色、目返し三色、地色一色 #家紋 著書:日本家紋大辞典 ...

葉室菱(はむろびし)  家紋研究家 森本勇矢さん

【葉室菱(はむろびし)】藤原北家勧修寺流の公家(家格は名家)である葉室家の家紋。 別名、「割菱(わりびし)」「四つ菱(よつびし、よっつびし)」。 同形の家紋は甲斐武田氏で有名だが、一切関係はない。葉室家の菱紋は葉室頼廣氏によると次の通りである。 「朝廷に九州の松浦藩から黒小島に産する珍しい四角形の竹の献上があり、この竹を四本たばねて葉室の祖先に切ってみるように天皇が申されて、その切口が見事な菱形をしていたので、これを葉室の家紋にするようにとのお言葉から家紋になったと伝えられています」 この竹を「四方竹(しほうちく)という。 このエピソードはどうやら甲斐武田氏が割菱...

唐草葵(からくさあおい)  家紋研究家 森本勇矢さん

【唐草葵(からくさあおい)】京都に天使社とかつて呼ばれていた「五條天神宮」という少彦名命(スクナヒコナノミコト)を主祀神とする神社がある。 こちらの神紋は「唐草葵」と伝わる。 少彦名命は記紀神話によると、大国主の国造りの際、浪の彼方の黄泉の国より天乃羅摩船(アメノカガミノフネ)に乗って来訪したという。 その姿は非常に小さく、蛾の着物、もしくは蛾の羽を持っていたともいわれる。少彦名こそが『一寸法師』のモデルであるとされる。 薬祖神として知られるが少彦名は酒の神としての一面や中国の神農(しんのう)と習合した「しんのうさん」としても知られる。 天乃羅摩船の「羅摩(かがみ)」とは「ガ...

長月(ながつき)「瑞」  黎明会書簡より

  長月(ながつき) 瑞穂の国とは日本書紀に書かれている日本の美称です。「瑞」とは天が示す吉祥を言い、黄金色に輝く稲穂がたわわに、普(あまね)くこの国に稔る様を天の瑞祥として、「豊芦原千五百秋瑞穂国」と名付けました。 ここには豊かに稔る稲穂が美しい国を祝福する意味が込められています。 また、我々のご先祖様の水に対する深い信仰心が古事記には「水穂国」として記されてたのです。このように我々のご先祖様はこの国に深い思いを持ちまた自然の恵みの中に生かされているということを「瑞穂国」「水穂国」として表したのです。 戊戌 七月吉辰 一般...

輪入れ梅鉢(わいれうめばち)  家紋研究家 森本勇矢さん

【輪入れ梅鉢(わいれうめばち)】こちらの紋は天保四年(1833年)のとある紋帖に掲載されている紋。 現代ではすっかりその姿を消してしまった紋の一つである。 我が家の家紋は「割梅鉢(わりうめばち)」という梅鉢紋の変化系の紋であるが、 もしかするとこの紋が割梅鉢の原形なのではないだろうか、と考えている。 また、この紋、「輪入れ梅鉢」と非常によく似た紋が、 宝暦十二年(1762年)の紋帖(恐らくかなり初期型の紋帖)に掲載される。 その紋帖の場合は「六つ星に一つ輪」と書かれている。 ほぼ同形の「輪入れ梅鉢」と「六つ星に一つ輪」。 予てより、私は梅鉢紋は星紋であると考察してい...
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