日本の七十二候「鶺鴒鳴」
日本の七十二候「鶺鴒鳴」(せきれいなく)
こんにちは。
「白露(9月7日~21日頃」の次項、鶺鴒が鳴く時期です。
よく見かける「白鶺鴒」は、昔は、北海道で繁殖し、他の地方へは寒くなってから渡ってくる冬鳥だったそうです。
今では、よく似た「背黒鶺鴒」などとともに、本州全体に一年中いる留鳥なりました。
黒と白の小鳥で、尾が長く、上下に振る動きが特徴です。
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イザナギに恋を教えた古からの鳥
鶺鴒は神話の時代より「恋教え鳥」「恋知り鳥」などと呼ばれる艶っぽい鳥のようですよ。
日本を創った伊佐那岐(イザナギ)と伊佐那美(イザナミ)の二人の神は、結婚当初、子どものもうけ方が分からずにいたそうです。
するとそこへ鶺鴒が飛んできて交尾を始め…、それでめでたく二人の神も無事結ばれ、息子の大八嶋(日本列島)が生まれたというお話。
でも、こうした伝説から、鶺鴒は古来より結婚の儀に関係が深く、皇室での成婚時には新床の飾りに鶺鴒が置かれてきたそうです。
ひつじ雲といわし雲、うろこ雲
秋の空にはさまざまな雲が姿を表します。
肴のうろこのように見える「うろこ雲」や、もこもこの羊のような「ひつじ雲」。
どちらも秋らしさを感じる雲ですが、この二つの雲の違いをご存知ですか。
うろこ雲は、いわし雲なんて呼ばれ方もしますが、気象学的には巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。
秋を代表する雲で、上空の高いところに発生します。
また、巻積雲は雲が薄く、太陽がすけるため陰ができません。
では、ひつじ雲はというと、高積雲(こうせきうん)の一種です。
巻積雲と比べると、発生する場所が低く雲が厚いため底に陰があります。
発生する高さが違うということは、地上にいる私たちからの距離も異なってきます。
そのため、見かけの大きさでも判断することが可能と言われています。
手を伸ばして、小指または人差し指を1本立てます。
雲の塊が小指に隠れた場合は、上空の高い所にできる巻積雲の可能性が高くなります。
なので、小指に隠れる雲はうろこ雲。
一方、雲の塊が人差し指からもはみ出してしまうようであれば、高積雲ということになり、ひつじ雲です。
(文・写真:weathernewsより)
ありがとうございます
食欲の秋。
個人的な話ですが「あわび」が大好きな私。
旬は8月~10月。
日本で食べているのはクロアワビ、エゾアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ。
あわびは巻貝の仲間で、2枚あるはずの貝殻が片方ないから、合わぬ身、転じてあわびという名になったとか。
刺身にするのは簡単で、ステーキナイフなどで身を取りだしたら、薄く切るだけ。
肝は茹でて添えても、そのまま食べてもおいしいですね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
秋は昼の空も夜の空も楽しめますね、そんな和の心を大切にしたいです。
(初版:2013.09.12 再編集)
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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