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観音さまさま たいへん美しいお姿

 

観音さまは、たいへん美しいお姿

こんにちは。

私が大好きな観音さま。

観音さまのこと綴っていきますね。

 

観音さまは、その容姿がたいへん美しいです。

聖観音さまも、千手観音さまも、如意輪観音さまにしても、その端麗な容姿をじっと見ているだけで心のなかまで洗われる気がします。

どんな人生の苦難にも耐えうる勇猛心をそなえながら、あらゆる人々を救ってくださる慈愛のあふれた姿が観音さまの特徴です。

観音さまは、世間の人は女性の菩薩ではないかと思いますが、けっしてそうではなく、男性でも女性でもないのです。

しかし男性にも女性にも、ありとあらゆる姿に刹那に現じるのが観音さまの真実なお相(おすがた)です。

 

観音さまのお姿をじっと見ていると、そこには限りなき人間というか、人間臭さを感じます。

しかし、それはわれわれのような汚濁(おじゃく)にみちた凡夫の相ではなくて、どこまでも人間を超えたすがたをされています。

人間のすがたに即しながら、人間の煩悩の炎をまったく消し去った超人間的なすがたをあらわしているのが観音さまの真のすがたといえましょう。

「観音経」のいのちを自分のものとする第一歩は、観音さまの前にしっかりとすわり、観音さまに向かって合掌し、観音さまのおすがたをじっと見つめることから始まります、と私は思います。

おすがたを拝しているだけで、自分のよごれた心—怒り、むさぼり、おろかさの三つの毒心が洗い去られる気持ちがします。

 

 

観音さまは、正法明如来

観音さまは観世音菩薩といわれるように菩薩ではありますが、もともとはたいへん位の高い「正法明如来(しょうほうみょう)」という立派な如来でした。

このように高い位の仏が、どうして低い位の菩薩になられたか、というならば、高い位の如来であったならば、低い段階にいるわれわれ衆生(しゅじょう)を救うことができないので、わざわざ如来から菩薩となって、一切衆生を救おうとされたのです。

かくして観世音菩薩という、下化衆生(げけしゅじょう)にのみ生きる菩薩がこの世にあらわれたのだ、といわれています。

(参考:観音経講話 著:鎌田茂雄さん)

 

ありがとうございます。

南無観音菩薩

この世の誰もが、そして自然も、目に見えないものまで、いつも笑顔あふれる素敵な毎日をおくれますように。

観音さま、宜しくお願いいたします。

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

観音さまのこころ、ありがとうの思いが、いっぱいいっぱい溢れますように。

 

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