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二條さま 古事記のお話しの2 第八話の質問

ここまででご質問ありますか

イザナミはイザナギの何にそんなに怒ったのですか

えっと偉そうなところで自分を蔑ろ(ないがしろ)にしたんです。
奥さんのことをね。
もう国として対等な付き合いができていたくらい、実は出雲の国も盛んになっていた。
でもね。
夫婦別れの最終的なところで、もう一回帰ってやろうかって気になったのは嫌いじゃなかったんだと思います。
でも蔑ろにされるのは許せない。
古事記の中でイザナミは浮気をしてないんですよ。
イザナギに女化(ねかけ)がいたって話聞いたことありますか。
ありませんでしょ、ないでしょ。
でも多分ですが、いっぱいそういう誘惑があったんだと思いますよ。
許せなかったのは形が許せなかった。
それでも自分が一番だっていうことにしといてくれりゃ、別にいいじゃない。
どうですか、女の人たちって。
もしね、そういうことがバレたとしても、あっちは女化け私は本才だっていうことをちゃんと示してくれりゃいいわけですから。
でもイザナギはちょっと邪(よこしま)なところが出ちゃったのかな。
それはどこに邪かっていったら四国とちょっと邪になったんだな。
四国はね、残念ながら金属出るんだけれど良質な金属が出ない。
中央構造体のこっちがしにあるから。
中央構造体の向こうの方が圧力がこうやってかかるんで、材料がいいものは取れるんだ。
こっちはこうやってはねた金属だからあんまし材料がよくなかった。
でも取ろうと思えばこうやってはねてる分、露出してるんだよね。
四国って大量に取れるってことは取れるんですよ。
だからちょっと邪なった。
まあ、それがだから国づくりの名前に出てきますけれどもね。

 

許せなかったんだと思いますよ。
は?あんた、私の方が良質じゃないの?と、そんなんで怒ったんだと思います。
でも怒っても最初はちょっと許そうかなって気になってんじゃないですか。
やっぱ、可愛いですからね。
でも許せないのはその後の行動だったっていう風に思います。
ただねここでね、一つ、二人が作った神様の中で、一番最初に作った神様がいるんですよ。
二人が作ったっていうか、二人でこしらえた神様で、一番最初に作った神様の名前覚えてますか?
以前やりました。
オオコトオシオノカミ。
オオコトオシオノカミの神ってのがいるんです。
このオオコトオシオノカミをもって、二人は契約を結んだと言っていいかもしれません。
このオオコトオシオノカミは、それほどまで二人の契約ががっちりしたものだ。
大事だったっていうことがある。
オオコトですから大事です。
それは、製作する技術と、そして材料、これも非常に大事です。
これときっちり結ばれていたっていう金属は、今も昔もこの材料と技術がないといい、金属ができない。
これはいわゆる契約として履行されていると言っていいかもしれません。
日本の魂が矛から日本刀に変わった瞬間です。
今や日本の魂は矛じゃないよね。
もちろん矛盾って言葉は今でも使ってるし、でも中国のさ古い時代に見るとみんな武将は矛を振り回すって言うのかな。
でも、日本の魂ってもはや平安時代の最初から、あの片刃の日本刀と呼ばれるものが魂になっているのは、あれね、玉鋼(たまはがね)っていうのが出雲で出来たから日本刀出来上がったわけ。
今ね出来ないんだ。
どうしてやっても、日本では古代に作られた刀の精度の金属を精錬する技術が無い。
もう失われちゃったけれど、あの当時、出雲ではその精度が出るくらいまでの玉剥がれが作れるほどの精錬方法をオタクの考えで作っちゃうわけ。
女の人が強かった。
金属で重要なのは女の人なんだ。
男の人は熱いところダメなんだよ。
だから精錬所っていうか、鉄を溶かす「たたら場」って言うんだけど、男の人は働けないの。
これ、あの「もののけ姫」っていう宮崎駿さんのアニメーションに出てきますが、たたら場で働いてる人って女の人ばっかりなんだ。
これはなぜかって言ったら、男は熱に弱いんだ。
女の人は熱に強いよ。
だからいつまでもたたらを踏んでることができるんだけど、男は10分もしないうちに気を失っちゃう、熱くて。
九州のイザナギの地域では男の人が作ってたんだ。
だから銅ぐらいしか溶かせられない。
出雲では女の人が働いたんだな。
これによって玉鋼ができる。
男の人は熱に弱いよ。
夏祭りっていうのは結果的に、男の人が夏に弱いから夏祭りするんだ。
暑いと死んじゃうんだよ、男の人って。
だから、すごい暑いところの男の人って集められるんだ。
例えばこの地域。
夏になるとさ男の人1ヶ月くらい集めて、女の人ほっといて男の人だけで集まるとアドレナリンが上がるじゃん。
アドレナリンが上がるってことは、結果的に言うと、免疫が上がるってことだよ。
風邪ひかない死なない。
九州には祇園山笠っていうのがある。
あれ男の人1ヶ月半集めておいて、毎日酒飲まして男同士で付き合わさせて、風邪ひかないんだ。
死なないんだよ。
でも、女の人はそれを冷ややかな目で見るくらい暑さに強いんだ。
夏死ぬのは大抵男ばっかり。
ということで、男の情けなさだけではなくて、ちょっと横道にそれたから別れたんだと思いますよ。

他のご質問は。
まだあと10分大丈夫よ。

 

 

イザナギ、イザナミは大陸から渡ってきたのですか

多分ですが、イザナギの一族、イザナミの一族は大陸からもともと同じように渡ってきた人たちだと思う。
同じようにですね。
ただ例えばですが、秦の始皇帝がやっつけられた。
秦の人たちが難民でやってきた。
どのくらいの難民。
どのくらいの長さでやってきたかだいたいですが、200年くらいかけてやってきた。
今だとね、すぐさまボートに乗って翌日に日本に着くくらいだけど、あの当時は多分ですが、たくさんの時期を200年くらいなんてあっという間の時期だから。
最初に来たような人たちは奥の方に行っている。
後から来たのは手前にいるという感じだと思ってください。
でも同じ多分民族だという。
うーんと、京都は鴨氏っていう人と松尾氏、秦市っていう、両方とも秦っていう秦(しん)の始皇帝がやっつけられた。
で、徐福が海渡ったら桃源郷があるよっていうことで、秦の国民たちはわーっと日本にやってくるわけです。
わーっと来るって言ったって、せいぜい船に乗って十人、二十人がせいぜいじゃない。
数万人がさ、乗れるような船ないから
東さん、せーの秦、前漢、この前漢が秦の奴らをやっつけるのに200年くらいかかった。
それ覚えておいてね。
だから、その太秦の、最初に来たのが奥の方に行く。
これが鴨川のほとりに住むから、鴨氏っていう人たちになってくるんだ。
大和の方から入ってくるから、だから奥の方に行った。
で、後から入ってきたのは、下の南の方に、南に入った秦氏のことを松尾ってんだ。
同じ神様を拝んでたんだよ。
だからお祭りの日も同じ4月の15日。
両方とも葵祭。
向こうは双葉葵。
こっちは桂。
南は桂で、上流は双葉葵。
両方ともハート型の葉っぱ、
ハート型だよね。
双葉葵も、それから桂の木もハート型、ハート型じゃない。
多分、京都のうちって屋敷に桂が好きなんだよね。
大体はハート型。
で、これで200年くらいかかってるんだ。

で、その後から来た秦氏、前の方に行きたかったんだけど、鴨氏に、もう俺らが住んでるからそっちで住めよって言われて、向こうに住んでるわけ。
向こうの方がね、水害がひどかったんだよね。
桂川のさ、流れがぐちゃぐちゃしてるんだ。
だから住みにくいところに住む。
連れてきた馬は、だから育たない。
したがってどうしたかって言ったら、じゃあ、あれで行こうかっていう、鴨氏の方で行こうか、
お酒の方に、お酒作りに勤しむ。
こっちの上流の方は、下流の方よりも、下流っていうか、中京から下の上だからあんまり水害がないから馬牛がよく育つんだ。
で、馬を育てるようになる。
両方とも人間の生活にとって大切なものを持ってきたから、日本人は嬉しかった。
九州も同じような感じ。
だから、奥に入っている方が大陸から見て遠い方が先に入ってきた一派。
手前の方は、あと一番最後に入ってきた一派でも同じ民族。
言葉も割と近かった。
200年違ったら言葉全然違うからね。
今から200年前って言ったら、あなたタンタンタタンって吉宗の時代だから、こんな違いがありますからね。
あれと同じことを話してると思わないでしょ、でも同じ日本人です。
あ違うか、そうだ。
私が生まれたころは吉宗の時代だけど、今や明治が150年だもんね。
昭和が来年ってか100年だからね。
今年99年だって、嫌だ私、平成でよかった。
生まれ、昭和じゃなくてよかった。

 

 

なので、イザナギとイザナミも同じ民族だと思います。
秦氏よりもうちょっと前だと思います。
秦氏はその後に入ってきます。
東さんせーの、殷 、周、秦の前に実はね夏っていう国があったこと分かってます。
中国はね、王朝が変わるとジェノサイドなんです。
したがって難民が出ます。
なので、夏、殷 、周までの人たちは絶対に一部日本に来ています。
この中の夏、ないし殷、なぜ殷って言うかというと、銅なんです。
殷の文明って銅の文明なんです。
我々さ渦巻き書くじゃない。
蚊取り線香の渦巻きありますでしょ。
あの考え方が水なのか、火かによって違うんです。
どういうことですか。
渦巻きって、我々水じゃないですか。
でも、あれ、龍って考えたら実は火を吹いたり、水を起こしたりするわけ。
あれを雷って考えたら火なんですよ。
という風に、その時代その時代によって渦巻きの考え方がちょっと違っていて、実は九州は火の考え方なんです。
我々は水じゃない、渦巻きって。
そうすると、殷の前の方が火の人たちだから、九州の人たちは火。
でも、出雲の人たちはもう渦巻きは水です。
だから時代がちょっとずれる。
でも、殷の人たちであることは間違いないんじゃないかなって言われてる。
でも、その頃には日本に来てんだって、
外国の方が。

 

 

日本人はもう居たわけですよね

ちょっとだけ、もう一個。
日本人はもう居たわけですよね。
居ました。
出雲とかにも日本人は居ました。
九州にも居ました。
ドーナッツ型に攻められていくんだ、大陸の人に。
最初住んでた人がだんだんと押し寄せられていく。
今度は九州に大陸の人が全部住み始めると島に渡っていく。
沖縄の方に行ったりとか北海道に行ったりとか。
北海道に行ったらコロボックルになる。
例えば日本だったら土雲の人達って言われるような人達。
土雲って言うから、多分、地面に近い、大陸から見ると非常に背の低い人達だったってことなんだと思う。
これは背の低い人達がいるところがあって、それはだからもともと日本人だったけど、大陸の人にこうやって追いやされる。
もともと住んでいた日本人はすごく小さい人だったと思いますよ。
これは住んでいる住居跡とか道具が残っているから、あっこんな小さい人達だったんだって思うくらい小さかった。
だから今、日本人だって呼ばれているような人達が土雲って言うんだから。
コロボックルとかってさ、小人って扱いじゃない。
でも小人って言ったってさ、神暮らしのアリエッティみたいに小さくはないわけ。
多分だけど、110cmっていうからこのくらいこのくらいの人だった。
でも、それってだから多分、縄文の人達なんですけど、跳躍力ってどのくらいあったと思います?
110cmの人達。
ごめんなさい、3m、約2m70くらい飛んだって言うんですよ。
今のスポーツ選手よりもよっぽど筋力が発達してるってことは骨で分かってる。
この骨、こんだけ大腿骨が太いってことは、そんだけの跳躍力があったって、足の骨も出てるから腕曲してるところと大腿骨の太さで跳躍力が分かるんだって。
2m70から3m飛んだって言うんですよ。
だから高い実も取れる。
そんだけ飛んだったらさ、身長伸びりゃいいのに、肉をさ、そんな食べなかったから身長伸びなかったみたいね。
っていうか足りてたんだろうね。
猿みたいな生活ができた方が高いところの身が取れたから、それでよかったんだと思います。
それがいきなり米食べる連中が来て、細胞分裂たくさんする炭水化物を取る連中が来たものだから。
でだんだんと弥生が増えていくわけですけど、縄文の人たちはそんな感じだったんですよ。
見たことないですけどね。
よろしいですか。

 

 

ありがとうございました

今日は皆さんありがとうございました。
えっとみなさんごめんなさい。座布からおりていただいて、二條様にお礼を。
初めての方もいらっしゃるので、挨拶というのは口上と礼を持って挨拶って言うんです。
ですから、ありがとうございましたっていうのは流れ礼といって、とても無礼。
まずは「ありがとう」なのか「こんにちは」なのか「おはようございます」なのか。まず口上を人の目を見て言ってから頭を下げる。
というのが挨拶です。
最初と最後だけはそこをしっかりしましょう。
最後に起き上がったら
ニコッと笑いましょうね。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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