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世界も注目!日本らしさ満載!!お弁当の歴史

 

お弁当の歴史

こんにちは。

日本人にはとても身近な「お弁当」。
手作り弁当から、コンビニやお弁当屋で市販されているもの、宅配弁当など、日本の食事には欠かせない形の一つです。
昨今海外でも紹介されることが多く、世界各国で「お弁当は素晴らしい日本文化だ」と注目されています。

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弁当とは?

外出先、または屋外で食べる携帯食のことを、日本語では「弁当」と呼んでいます。
海外でも「Bento」として日本式の弁当箱と共に認識されており、「Bento」は辞書にも掲載され、多くの外国人が日本文化として捉えています。
お弁当の文化が始まって以来様々な進化を遂げてきたお弁当。
ご飯・メインおかず・副菜・デザートとまるでフルコースのディナーを楽しめるような構成になっている日本のお弁当は、配置や彩り・栄養・旬も考えられていて、お弁当箱は一種の小宇宙のようだと感じている方もいるようです。

携帯食に関して言えば、世界各国どこでもありますが、日本のお弁当はほかの国では見られないほど、独自の進化を遂げているのです。
最近では温かいものを屋外で食べられるように、汁物を保温できる容器もよくみられるようになっていますね。
このようにお弁当箱にも多くの種類があり、雑貨屋さんに行くと、様々な大きさ・素材・形のお弁当箱が用意されていることに日本人ですら驚かされます。
確かに「お弁当」という一つのカテゴリーで、これほど多くの種類のお弁当箱を常時準備している国はほかにないような気がします。

書店にもお弁当に関する書物があふれ、行楽シーズンとなれば、TVなどでもお弁当の特集が組まれ、高級レストランや料亭も独自のお弁当を売り出するほど、われわれ日本人にとって、お弁当は切っても切り離せない存在なのです。
外食産業がここまで発展している日本。
しかしながら、弁当という食事の形は廃れるどころか、進化を遂げ、ますます日本に定着しているように感じます。
なぜ日本だけ「お弁当」がここまで進化し、定着したのでしょうか?まずはお弁当の始まりから見ていきましょう。

お弁当の始まりはいつ?

確認できる最も古いお弁当の記述として、奈良時代の「古事記」に、当時のお弁当「御粮(みかれひ)」を昼食に持って行って食べている記述があります。
この時代より前にすでに昼食を持参して出かけるといった文化はあったものと考えられていますが、何と呼ばれていたのかなどは不明です。
「御粮(みかれひ)」は「干飯」「糒」(ほしいい)とも呼ばれ、調理済みの乾燥米のことを指します。
この時代の弁当はこのような乾燥米だったと考えられています。
干飯は腐りにくく、小さな入れ物に入れて持ち運ぶことができたことが特徴です。
干飯は今でも手に入れることができます。
現代のものはお湯をかけると数秒で柔らかくなり、それを食すことができます。
しかし、当時のものは固くしばらく口の中に含み、柔らかくなったものを食していたようです。
その後平安時代には、「頓食(とんじき)」と呼ばれるおにぎりなども携帯されるようになりました。
このころから乾燥米のお弁当と現在のように乾燥させないお米で作ったお弁当が出てきたようです。

「弁当」という言葉が誕生したのは、安土桃山時代、織田信長の時代であったとされています。
弁当の由来は、「便當(べんとう)」という中国の言葉が語源とされています。
これは「便利なこと」「好都合」といった言葉です。
まさにお弁当を表すのにちょうどいい言葉のような気がしますね。
これが日本に入ってきて「便道」や「弁道」などの漢字がつけられ、安土桃山時代に「弁えて(そなえて)用に当てる」という意味を込めて「弁当」という言葉がつけられました。
織田信長は安土城を建設する際、大きな容器に作業員たちの食糧を入れて運び、戦時中には出征で多くの武士に食料を渡す必要があり、個人用に容器を用意し、配ったとされています。

日本米(ジャポニカ種)はお弁当に最適

しかし、いくらお弁当が便利だからと言っても、おいしくなかったらここまでの発展はなかったでしょう。
発展の理由の1つに日本特有の米、ジャポニカ種があったとされています。
日本以外でも米文化はあり、世界各国で米は食べられています。
しかしインドやタイで主流のインディカ種は、粘りが少なく、研がずに軽くすすいで焚く方法をとっています。
この種の米ではこの方がおいしいものが食べられるそうです。
しかし、この米は時間がたつとおいしくなくなってしまいます。
ジャポニカ種は研いでから炊く、という方法をとっているため、時間がたってもおいしく食べることができ、お弁当に適していたことが、弁当文化を後押ししたとされています。

お弁当箱のはじまり

お弁当の中身と同時に、それを持ち運ぶ容器も日本独特の進化をしてきました。
当初、干飯を持ち運ぶための容器として、乾燥させた食べ物を入れる「かれひけ」と呼ばれる容器や、ご飯を入れる飯桶を意味する「面桶(めんつう)」と呼ばれる容器が使われてきました。
そして平安時代には「破子(わりこ)」という、中に仕切りのある、今の弁当箱の原型となるようなものが作られました。
その後、安土桃山時代に「提重(さげじゅう)」と呼ばれる、今の重箱のようなお弁当箱が出来上がりました。
これは食事を入れる塗り箱、それと揃いで作られた取り皿、箸、酒器などをコンパクトにまとめることができるもので、上流階級や富裕層が花見などを行う際に使用されていました。
桜の下、または紅葉の下で、お弁当を食べながら四季を楽しむ。
昔も今の時代も、まさにお弁当の一番の楽しみ方なのかもしれませんね。
しかしながら、このようなお重や弁当箱はまだ庶民の間では広がっておらず、庶民の間では竹の皮、熊笹の葉などが主に使われていたようです。

弁当箱の進化

現在の弁当箱の多くはプラスチックでできているものが多く、女性の小さいカバンにもすっぽりと入ってしまうようなスリムなものから、スポーツをやっている高校生がガツンと食べられる大きいもの、キャラクターものなど、カラー・デザインも豊富で好み・用途によって選べるようになっています。
しかし、近年少々高価でも、昔ながらの「塗りのお弁当箱」やスギやヒノキの天然素材でつくられた「曲げわっぱ弁当箱」が人気となっています。ともに日本の伝統工芸で作られたお弁当箱。
あつかいもちょっと気を使うものですが、毎日使うものだからこそ、ずっと大切に使えるものを使いたい、という方が増えているようです。

再認識!曲げわっぱの魅力

曲げわっぱと聞いて想像するのは、白木でできた木目の美しいものではないでしょうか。
天然の木を使用している曲げわっぱは、木がもともと持っている「調湿作用」というものでお弁当内の余分な水分を吸収してくれるので、ご飯が冷めてもふっくらとおいしくなります。
また、天然木のほのかな香りが食欲をそそります。
白木の曲げわっぱは、少し手入れにコツが必要、油ものを入れられない、という使いにくさがあります。
しかし毎日気軽に使いたい方のために「漆塗り」の曲げわっぱや、「ウレタン塗装」されたものもあるので、手入れに自信がない、また初心者の方にはお勧めです。

おにぎりは竹の皮で包むのがいい!

主にラップやアルミなどで包むことが多いおにぎり。ラップはそのまま握れるので素手でお米に触れることがなく衛生的ですし、アルミはくしゃくしゃにしてからおにぎりを包むと蒸気を逃がしやすく、共にテープなどを使わずに包み込むことができ、とても便利なものですよね。
しかし、時間がたってもおいしさをキープできるか、と言われると難しいですよね。確かに朝の忙しい時間帯にさっと手軽に包んで持って行けるメリットは大きでしょう。
しかしラップは時間がたつとお米がベチャベチャになりやすい、アルミはお米が裏につきやすい・レンジで温められない、というデメリットもあります。

竹の皮はそのラップとアルミのいいとこ取りの素材です。
「使い方がわからない。難しそう。」「お金がかかりそう」などと思われがちですが、上手に使うと再利用が可能ですし、また、蒸気を吸う素材であるため、米のおいしさが逃げず、時間がたってもベチャベチャになることはありません。
また意外かもしれませんが、レンジで温めることも可能なのです。毎日お弁当におにぎりを持っていく、という方は一度竹の皮で包んでみてはいかがでしょうか?江戸時代のように古風でかわいらしく、またいつもとは一味違ったおにぎりを楽しめることでしょう。

お弁当が庶民の間で広がったのはいつ?

当初は上流階級のものだったお弁当も、戦国の時代が明け、平和な江戸時代になると様々な場所で弁当文化が流行りだしました。このころから桜を見ながらお弁当を楽しむ「お花見文化」も庶民の間で定着し始め、庶民たちの間でも「食を楽しむ」という心の余裕が生まれてきました。
江戸時代のこの時期より、てんぷらや寿司などの屋台も多く出てきて、気軽に外で食事をする外食産業が盛んになってきました。
この頃から行楽で使われる日本のお弁当は、他国と比べると比較にならないほど美しく配列されています。
お弁当を味覚で楽しむだけでなく、視覚的にも楽しめるように工夫されており、また、それを入れるお弁当箱も日本人の五感を楽しませるものになっていました。

なぜ海外でBentoが注目された?

日本では親しみのあるお弁当ですが、なぜ今頃海外でお弁当が注目されているのでしょう?
それはもう一つの日本文化「漫画」がその人気に一役買っていることをご存知でしょうか?
日本の漫画・アニメが世界中で人気なことはご存知ですよね?
世界各地で大規模な漫画やアニメのイベントが開かれるほどです。
その漫画やアニメに出てくる、お弁当を食べるシーンを見た外国人がお弁当の存在を知り、その内容に衝撃を受けたことがBentoブームの火つけ役になったと言います。
もちろんこれだけが要因とは言えませんが、このことがきっかけに世界に広がっていきました。
そしてお弁当の特徴「手軽に素早く食べられる」「コース料理を楽しむような内容」「食費が浮く」「栄養面が考えられている」「アレルギー対応が可能」などといったプラスの要素が人気を後押ししました。

海外のお弁当ってどんなもの?

先述にもあるように、携帯食の文化は日本だけでなく各国にもあります。
しかし、日本のように彩りや栄養面を考えたものではないようです。では世界ではいったいどんなお弁当が食べられているのでしょうか?

<アメリカのお弁当はシンプル!>
アメリカのお弁当の定番は、サンドイッチをプラスチックの容器に詰めたものが主流となっています。
中身はピーナッツバター・ジャムなどをサンドしたもので、これは日本のおにぎりと同じ感覚で、手軽にさっと持って出かけられるところが同じですね。
一緒に持ってくものとしては、カットされたフルーツや生野菜を食品用の袋やタッパーなどに入れたり、クラッカーやポテトチップスと一緒に持って行ったりすることもあるようです。
リンゴ丸々一個を持って行って皮のままかじる姿も、映画などでよく見る光景かもしれません。
容器は、仕切られているタッパーのようなものやジップで開けられる食物用のビニール袋など、日本のお弁当箱より簡単なものを利用しているようです。
サンドイッチがお弁当の主流の国はアメリカだけでなく、イギリスやフランスなどのヨーロッパの国々も同じようなスタイルが多いようです。
パンがバケットになったり、中身の具材も国によって違っていたりしますが、それもまた面白いですよね。

<インドの驚くべきお弁当宅配!>
インドも日本と同じ米を食す文化があります。ご存知の通りカレーの有名な国ですが、お弁当の中身もカレーが主流です。
またインドでは温かく調理された食事を三食きちんと食べる食文化を大切にしています。
日本やほかの国と大きく違うのはお弁当の運び方。
実はインドでは自分でお弁当を運ぶのではなく、「ダッバーワーラー」というお弁当配達の専門業者に依頼するのが主流となっています。
「ダッバーワーラー」とは、インドの最大都市ムンバイで百年以上前に誕生したシステムです。
毎朝ダッバーワーラーが各家を周り、中身が入ったダッバー(インド特有の三段の金属製お弁当箱)を回収し、次々と他のスタッフに引き継ぎ、最終的にお昼の希望時間にお弁当を届けるシステムです。
簡単に説明しましたが、よく考えると実はこちら驚異のシステムです。
携帯もGPSも使わずに、電車や自転車、徒歩を駆使し、ピックUPから間に5〜6人の配達員を挟みながら、時間通りにお弁当が届かない、というミスがほとんどない、インドが誇る最強システムなのです。

<中国では冷めたお弁当はNG>
中国ではお弁当に限らず、食事は温かいものを食べることが当たり前で、冷めた食事を食べると「体に悪い」という言い伝えが信じられています。このことから家からお弁当を持っていくより、近くのお店でできたての温かいお弁当を買う、または外食が主流となっているようです。

お弁当一つでここまで違いがあることに驚きます。
お弁当の違いから、それぞれの国の独自性がみられてとても面白いですよね。

様々なお弁当

一言でお弁当、と言ってもその場に応じで様々な呼び方がなされているお弁当。
例えば「幕の内弁当」や「駅弁」などというように、同じお弁当でも呼び名が異なります。
それぞれどんな由来があるのでしょうか?
代表的なものを見てみましょう。

<幕の内弁当>
江戸時代庶民の間で人気を博したのが「芝居見物」です。
この時代の芝居は朝から晩まで有する長時間娯楽だったこともあり、芝居の間の“幕の内(芝居の一幕と次の一幕との間で、舞台の幕が下りている状態)”に食べる弁当のことを、「幕の内弁当」と呼ぶようになりました。
幕の内弁当のご飯が俵型のおにぎりが多いことをご存知でしょうか?
狭い場所でも短時間で食べやすいように形を工夫しているのが幕の内弁当です。
また、現在売られているものより昔の方がご飯の比率が高く、当時お米でお腹を満たすことを優先していた食文化が垣間見られます。

<駅弁>
鉄道開通と共に誕生した駅弁。
駅弁の起源は明治時代とされています。
当時はおにぎりを竹皮で包んだものが販売されていましたが、次第にその場所の郷土料理や観光地をテーマにした、特色豊かなお弁当が出てくるようになり、現在でも人気を博しています。
今では百貨店やスーパーなどでも駅弁展を定期的に開催するなど、ファンが多い駅弁。
駅弁を食べたいがために電車に乗るという方も珍しくありません。
各鉄道会社も、その電車特有の駅弁を開発し、観光客にアピールするなど、これからの駅弁の進化も見逃せないところです。

<キャラ>
お弁当はひとつのコース料理のようだ、と言いましたが、それを覆しながらも、新たなお弁当の歴史を作り上げたのがキャラ弁ではないでしょうか。
特に幼稚園などに通う小さいお子様がいらっしゃるお家では、一度は挑戦してみたお母さんも多いかもしれません。
今までのお弁当でも、リンゴをウサギの形にしたり、ウインナーをタコやカニの形にしたりと、目でも楽しむ工夫はされてきました。この遊び心が進化し、ご飯やおかずをすべて使いキャラクターや動物を作り上げるのがキャラ弁です。
またこれに類似して、キャラクターではないものの、海苔などでメッセージをご飯の上に張り付けたり、お弁当の中にメッセージを込めたり、一つの世界を作り上げたりなど、創意工夫されたユニークなお弁当も出てきており、SNSやブログなどで人気となっています。
小さいお子さんがいないとなかなかキャラ弁を作る機会や見る機会もないかもしれませんが、「ふたを開けたとき相手の喜ぶ顔を想像して」と、お弁当に様々な思いを込めることは、どのお弁当にも共通しています。

日本人にとってお弁当は大切な人とのコミュニケーションツールになっていることは、いつの時代も変わらないようです。

ありがとうございます

いかがでしたでしょうか。
昨今、様々な形で海外からも注目されている日本の食文化。
「和食」は無形文化遺産にも登録された日本が誇る日本文化です。(平成25年 ユネスコ無形文化遺産に登録)
「日本の伝統的な食文化」という意味で登録されています。
これは和食という食べ物だけでなく、食材とその持ち味を最大限に尊重した調理技術、「一汁三菜」という基本のスタイル、うまみを利用したローカロリーの内容、また季節を大切にした盛り付け方、年中行事との密接な関わり方など、味覚だけでなく、その在り方自体が認められたものです。
話がそれましたが、お弁当も同じで、内容こそパスタやハンバーグなどの洋食も人気おかずとして取り入れられていますが、食を味覚だけでなく、視覚からも楽しめる内容になっているお弁当は、まさに日本文化の縮図と呼べるものではないでしょうか。
大げさなものを入れなくても、日ごろから食べているものでこんなにも素敵なお弁当が出来上がる日本の素晴らしい文化、「お弁当」。
今は自分の好きな物だけを買って食べることも容易にできる時代ですが、たまにはご自身でお弁当を作ってみたり、外で売っているお弁当を購入してみたりしてはいかがでしょうか?
“日本人らしさがつめこまれた日本文化・お弁当”。
改めてお弁当の楽しみを再発見できるかもしれませんね。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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