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叔父の教え 「食料と神さま」 絵本にほんよいくに

 

食べ物は自然の土地から与えられたものですから、最も神さまに感謝しなければならないものです。

神社でお祭りの時、神さまにお供えをする神饌(しんせん・神さまの食事)は、とても大切なものなので、神職はお盆などにのせて神饌を運ぶとき、自分の息がかかると神さまに失礼だと考えて、息のかからない目の高さにささげ持ち、神さまにお供えをしています。

これはいかに食べ物を大切にし、こん食べ物を与えてくださった神さまに、感謝しているからということをあらわしています。

現在は日本の経済的な豊かさから、外国からどんどん食糧が輸入されてきますが、日本に食糧を輸出するために、外国では大規模な農地開拓が行われ、自然が破壊されていることに、日本人は気づいていません。

我々が食べ物を粗末にすることで、地球の自然の破壊が行われているのです。

日本人は本来の田んぼや畑で出来るだけ多くの食物を作り、日本で採れたものを食べることが、日本人の体にもっとも良いことであることはもちろんです。

それだけでなく、それが世界の自然破壊を防ぐことにもなるのです。

食糧を輸入に頼るのは最小限にせねばならないと思います。

今我々は、日本人の祖先が昔から伝えてきた食べ物のありがたさ、大切さを忘れて、大変な過ちを犯しているのです。

(文:「にほんよいくに」・元春日大社宮司 葉室頼昭著)

 

食べ物はもちろんあらゆる物に感謝する日本人の心。

この感謝の心が日本はもちろん世界を救う大切なこころです。

もう、大切な地球を破壊するのはやめましょう。

文明の発達も、この地球を救うためならいいですが地球を破壊するならいらないですね。

 

絵本「にほんよいくに」、是非ともご家庭でお母さんがお子さんに読み聞かせしていただきたいご本です。
https://nihonyoikuni.thebase.in/

 

 

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