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倭姫命(ヤマトヒメノミコト)をご存知ですか、 第三話です。

 

倭姫命(ヤマトヒメノミコト)をご存知ですか。
私がとっても気になる命です。 第三話です。
宇陀から伊賀、そして甲賀の道。

 

和の心 20131211 2

御室峰上宮(みむろのみねのうえのみや)を出立した倭姫命が天照大御神を奉斎された最初の地として「世記」に登場するのが
「宇多秋宮(うたのあきのみや)」です。
その伝承地が、奈良県宇陀市の阿紀神社。 静かな里山の清流沿いに、こんもりと阿紀神社の杜があります。
蛍が飛び交う夏の夕べには能楽が催されるそうです。
神明造の本殿は、ここが伊勢の神宮のゆかりの社であることを思わせます。 次の目的地は「世記」でいう「宇多佐々波多宮(うたのささはたのみや)」で「紀」にも「菟田の篠幡(うたのささはた)」、その伝承地である篠畑神社。 倭姫命は宇多秋宮を発つにあたり、「自分が志して行く所に良いことがあれば、童女に遇え」と祈願されました。
すると佐々波多の門前で一人の童女にあったため「宇太乃大祢奈(うだのおおねな)」と名乗るこの童女を奉仕させ、佐々波多宮に遷られたといいます。
篠畑神社に祀られる篠畑姫命は、この童女であると伝えられてます。 佐々波多宮の後、倭姫命は伊賀国「隠市守宮(なばりのいちのもりのみや)」に遷幸されたとあります。
名張にはその伝承地が点在しています。 田に水が張られていれば、湖に浮かぶ島のように見えるのが、伊賀国「穴穂宮(あなほのみや)」とされる神戸神社。
倭姫命は木津川の川上でとった鮎を大神様に献じたと伝わり、現在でも古例に倣って、六月の伊勢の神宮の月次祭(つきなみさい)に干鮎1800尾を献上しています。
二千年以上の時を超え、今でも結ばれる元伊勢と神宮です。 次は「世記」に見える「敢都美恵宮(あえとみえのみや)」、小高い丘の上に建つ都美恵神社です。 伊賀盆地を前にして霊山を正面に見据えます。
倭姫命もこの厳かな姿を目に留められて、この地に天照大御神を奉斎されたのかもしれませんね。 (写真:阿紀神社)

 

 

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