花を愛でる日本人
花を愛でる日本人
こんにちは。
今年は寒い春を迎えている京都ですが
日本各地で待ちに待った桜が開花を迎え
至る所でお花見が開かれていますね
私も一昨日はまだ蕾の桜の木の下でお花見
昨日は知恩寺でお茶会に参加してきました
桜はまだ見頃ではないですが
路にも様々な可愛らし花々が咲き乱れ
桜よりも小さな花達に心惹かれます
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
心から素晴らしいと思う
花を眺めている時にふと思いました
日本語では「花を愛でる」
と表現しますよね
◆賞でる・愛でる【めでる】とは
見た目の美しさ、素晴らしさに感心して楽しむ。
心から素晴らしいと思う。
めでるは元々「賞賛する」といった意味の「めづ(愛づ)」の連用形である。
賞賛するという意味の「めでる」ですが
「愛」と言う感じを使うようになったのはいつからなのか
美しい物をただ眺める
そんな状態でも「愛でる」と表現する
日本人の情緒深さ
とても美しい
日本には美しい四季がある
だからこそ、一年中違う花を愛でる祭りがありますね
菜の花、梅、桃、桜、ツツジ、藤、紫陽花、向日葵、朝顔、コスモス、彼岸花、菊、牡丹、椿
桜は特別
その中でも桜は特別な存在
日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれています
奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が
鑑賞されていたのが平安時代に桜に代わったそうです
それは歌にも現れていて
『万葉集』には桜を詠んだ歌が43首、梅を詠んだ歌が110首程
10世紀初期の『古今和歌集』では数が逆転して桜が70首、梅が18首になったという
「花」が桜の別称として使われ、女性の美貌が桜に例えられるようになるのもこの頃から
「賞でる」が「愛でる」となったのは、この頃からなのでしょうか
陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈するらしいので
陰陽のバランスを整える良い儀式なんですね!
また桜は可憐な花の開花期間の短さ、散り際の豪華さ儚さが
しばしば人の命になぞらえられるほど
これほどまでに人を惹きつける桜は
世界中でも愛されて「愛でられ」ている不思議な花
ありがとうございます
もうすぐ京都も桜が見頃になりそうで
観光客の数も凄くなりそうですが
外国人の方にも日本人にも
沢山「愛でて」頂きたい❤️
四季に恵まれた日本に感謝
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
(2017.03 再編)
Bilanca website 🌸
http://www.bilanca.co
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld