こんにちは
八百万、目に見えないものまでにも「ありがとう」と思える和の心が、 この星をいつも笑顔あふれる幸せな毎日にすると信じている葉室です。
この国は昔から大自然からの恵みに対して感謝の気持ちをたくさん持っていました。
いつまでも大切にしないといけないですね。
今日は私が習いたい俳句、和歌、川柳について。
奥が深いですよね。
豊かさに心惹かれます
古くから日本人は
心情を短い文章にして書きあらわすことを好んできました。
奈良時代に編まれた
万葉集には貴族から庶民にいたるまで
広い階層の歌が集められています。
ここから透けて見えるのは
昔の日本人には身分に関係なく、歌を詠む風習があったこと。
長い歴史を眺めるように当時の歌を詠んでいくと、
その時代の背景や息づかいまでが伝わってきます。
気持ちの内面を表現したり、自然を慈しむ気持ちや、
何かにふれて感慨にふける様子には
人生観があらわれているものも多く、その豊かさに心惹かれます。
俳句に使う、季節を切り抜いたようなことば「季語」には
繊細に日々にあらわれる季節の魅力を表現するたくさんのことばがあります。
五感をとぎすますよき練習になります。
(文:ほんとうの「和」の話:広田千悦子著)
俳句 五感を磨く
四季折々の花鳥風月
旬、きざし、なごりを感じとり詠む。
五七五の型
季語を含ませて、切れ字を入れることも。
日本独自の短詩型文芸
和歌 恋文の上達
和歌にはラブレターの一面もありました。
恋心などを歌にして、やりとりを愉しむ。
上流階級のたしなみでした。
日本固有の詩歌。
もっぱら今は短歌をさします。
五音と七音でつくる。
五、七、五、七、七
川柳 風刺の鍛錬
ひねりとウィットのセンスが必須。
政治や世の中の流れを風刺して皮肉る。
ただし愛情もふくませて。
十七文字、季語のない短歌。
制約がなく風俗を鋭くとらえ風刺するのが特徴。
「泥棒を捕まえてみれば我が子なり」
(写真:
大津市歴史博物館HPより:小倉百人一首歌かるた 洛東遺芳館蔵)
]]>