1. HOME
  2. 和のすてき
  3. 和の徒然
  4. 和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の種類と形Part2〜

和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の種類と形Part2〜

和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の種類と形Part2〜

種類が豊富な和の食器。名称、用途を知ることで、お料理の盛り付け方、お皿の選び方がきっと変わります。お椀、お皿だけでも種類がたくさんありますが、鉢物、料理箱など、和の食器はまだまだあります!今回は和の食器の種類と形をご紹介するPart2です。

向付(むこうづけ・膳の向こう側に置く器)

懐石料理で膳の向こう側に置くお料理そのものを表すことが多いです。多くはお刺身のことを指しますが、ぬた和えやなますなどのお料理であることもあります。向付といえばお刺身、というのが現代の使い方ですが、元々はそれらのお料理を入れる和の食器のことを表していました。 深い鉢形を深向と言い、浅い皿形のものを平向と言います。

鉢物(中深の器)

鉢物とは、お椀とお皿の間に位置する形の器です。お椀ほど深さはありませんが、汁物を盛って使うこともできます。用途が幅広い、中深の和の食器です。 ・大鉢 大きさは一尺(30cm)以上。盛り込み鉢とも呼ばれていて、多人数(5〜10人前程度)の取り回しに使われます。煮物、焼き物、和え物、炒め物など、あらゆるお料理に使えます。複数の人が一つの器から取り回すため、預け鉢とも呼ばれています。鉢の中央に小高く盛り付けると見た目が美しくなるため、これが大鉢での一般的な盛り付け方と言えます。派手な絵柄の器も多く、見る角度によって表情が変わるような器もあります。 ・中鉢 大きさは大体六寸~八寸(18~24cm)。こちらも煮物、焼き物、和え物、炒め物など、あらゆるお料理に使えます。5人前くらいまでのお料理を盛り込むこともあります。向付と中鉢の違いは曖昧ですが、中鉢の方が少し大きいです。大鉢も預け鉢と呼ばれますが、中鉢でも預け鉢と呼ばれることがあります。 ・平鉢 一般家庭でもよく用いられ、非常に便利な和の食器です。ちょうどお皿と鉢の間のような器で、浅めで口が広く使いやすいです。 ・麺鉢(深鉢) その名の通り、麺類を入れるための和の食器です。麺類によって同じ麺鉢でも最適な深さが違うため、種類は様々。うどんやそばであればある程度の深さがある鉢ですが、焼きそばなどであれば浅い鉢になります。夏場にそうめんを食べる際などは、ガラス素材の鉢がよく使われます。 ・丼鉢(深鉢) お茶碗より深さがあり、大きく厚みのある和の食器です。陶器製のものが多いですね。麺鉢と丼鉢は深鉢の一種です。 ・菓子鉢 お菓子用の和の食器で、お皿タイプのものなどを総じて菓子器とも言われます。蓋つきの菓子器もあります。 ・その他の鉢物 変わったところでご紹介すると、納豆鉢やドレッシング鉢などがあります。

料理箱

日本料理では、箱にお料理を盛り付けて食べることがありますよね。一般家庭ではなかなか使う機会がないかもしれませんが、せっかくなので知っておきましょう。 ・重箱 お正月のおせち料理といえば重箱。ご自宅でおせち料理を作ることは減ってきているかもしれませんが、代々受け継いでいる漆塗りの重箱をお持ちの方もいるかもしれませんね。 重箱とは、二重から五重に積み重ねられていて、最上段に蓋を付けた和の食器(箱)です。特にハレの日に使うことが多いです。お正月の他にも、お花見や運動会など、大勢で食事を楽しむ特別な機会に使われますね。四季を表す四重が正式とされています。四角が一般的な形ですが、円形、六角形、八角形などもあります。 ・松花堂弁当 中に十字形の仕切りがあり、縁の高いかぶせ蓋のある弁当箱。中に入れる器は様々で、入れる器によって表情が変わります。 ・幕の内弁当 幕の内弁当は、江戸時代に芝居小屋で役者や裏方のために作られていたものが、観客向けに作られるようになり、発展したそうです。観客が幕の内に食べるから、幕の内側で役者が食べるから、など由来には諸説あります。 ・引き出し弁当、野立弁当 お正月に珍味を入れた器を重ねて入れておいたり、引き出しの中に様々な小皿料理を入れたりして食事を楽しみます。旅館などの朝食に使用されているのを見たことがあるかもしれません。手提げがついたものもありますので、外に持ち出して楽しむこともできます。

最後に

鉢物は特にたくさん種類があって、初めはどれがどの鉢なのかわからないかもしれません。しかしそれぞれの違いがわかるようになると、和の食器選びもお料理も、さらに楽しくなると思いますよ。   和の食器で、より一層食事を楽しもう〜食器の種類と形Part1〜 今日は「和食の日」 箸の持ち方を正しく綺麗に使う方法について 食器の収納にはコツがある!知っておきたいワザとは  ]]>

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

よふ古のはっこうせいかつ講座

最近の記事