やっぱり、きものは面倒くさい?
めんどくさい
こんにちは。
月曜日はきもののお話。
今日は「やっぱり、きものは面倒くさい?」
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
きものも洋服も一緒
昨日、京都に歌舞伎を見に行きました。
やっぱり京都という事と歌舞伎という事で着物姿の女性がたくさんいらっしゃいました。
中には日本髪の女性も(舞妓さんかな)。
いいですねー!
でも、男性は、んー4・5人かな。
もっともっと男性よ、きものを楽しみましょう。
少なくとも女性がきものの時ぐらいはね。
さて、先週土曜日に「男きもの教室」を行いました。
私がいつもお世話になっている、はりよしの会長と社長に講師になっていただき楽しくワイワイと。
やっぱり、きものは面倒くさいものですね、って参加された皆さんは思われたのでは。
確かに面倒くさいです。
襦袢に腰ひもに着物に帯に羽織に、着方、脱ぎ方、脱いだ後の処理、たたみ方、季節などなど、めんどくささをあげたらきりがないです。
でも、これって教室をしながら再確認。
最初は全く知らないから、「えっ、こんなに覚えないといけないの」って感じてしまうのではないでしょうか。
それなら社会人になって初めてスーツを着る時を思い出してください。
シャツにスーツ、ベルトにネクタイ、冬のコート、脱いだらハンガーにつるす、夏物・冬物。
ね! 面倒くささ変わらないでしょ。
多分、社会人の最初はスーツって面倒くさいなって思ったのでは?
あと、よくきもののルールが大変って思われるけど、スーツでもふだん着でも一緒。
今日、行くところによって属にいうTPOが違うでしょ。
きものもただそれだけ。
(歌川国貞「梨園侠客傅 土左衛門傅きち ばん東かめ蔵」
江戸の男の装い
江戸時代の男性たちは、とてもファッションに情熱を注ぎました。
あらゆる文化の発信源であった吉原に通う男性に向けては、いかにスタイリッシュに装うべきかを指南したスタイルブックまで刊行されています。
一方で「火事と喧嘩は江戸の華」ということばに象徴されるように、威勢が良く男気にあふれた男性も江戸っ子には好まれました。
浮世絵に描かれる、趣向を凝らした袢纏や羽織、手拭いを身につけた粋な男達は、こうした江戸っ子の好みを反映しています。
(太田記念美術館 大江戸ファッション事始めより)
吉原に通う男性向けスタイルブック???
きもののスタイルブックですよね。
どんなふうに指南しているのか見てみたーい!
古本屋行けば売ってるかな。
ありがとうございます
なにより大切なのは、「好き」そして「大切」にしてるかどうか。
スーツでもただただ会社に来ていくための服で、帰ったら脱いでほったらかし、ハンガーにかけずにそのまま。
しわになっても気にしない。
きっとそんな人は、だらしない格好をされてるんでしょうね。
服でその人を判断するのはもちろんよくないですが、だらしないより、きっちりとされてる方が好感いいですよね。
服が好きな人は、とっても大切にされてると思います。
そして、おしゃれにね。
かっこつけるのではなくて、自分で大好きだから、自分の身の一つだし、だからとっても大切にできるんですよね。
私はきものも一緒と思います。
好きになってみませんか、きもの。 そう、好きになるとめんどくささなんか何一つなくなります。
着てみたい人もたくさんいらっしゃると思うのですが、そこには面倒くさいではなく「恥ずかしい」があるのかも。
先週も書いたけど、人は自分が思ってるほど、気にもしてませんよ。
さあ、きもので楽しみましょう!!
いつも最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
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