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今熊野浪(いまくまのなみ)  家紋研究家 森本勇矢さん

今熊野浪(いまくまのなみ)

京都の真言宗観音寺の寺紋。
この観音寺は今熊野観音寺ともいわれている。
数年もの間、何故ここの寺は浪を紋にしているのだろう、中央の輪は何なのだろうと思っていた。
しかし、先日たまたま、気づいた。
「ああ、なるほど」と。
恐らくだが、こちらの寺のご本尊は十一面観音菩薩である
私のフィールドワークで感じた十一面の性質は龍神であり、河川であった。
加えて、「五智水」の存在。


空海が錫杖で岩をたたくと霊泉が湧いたという。(良く聞く話)
っということは、中央の輪は錫杖の金輪を示すのであろう
浪は湧き出した霊泉を示している。
と、考えるのもありでは無かろうか?

(2017年12月27日  Instagram投稿)

【彩紋】
https://facebook.com/yuya.morimoto.374/albums/997903450271317/?ref=bookmarks

著書:日本家紋大辞典

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