今日は二十四節気「啓蟄(けいちつ)」
今日は七十二候では「蟄虫啓戸」
こんにちは。
今日は啓蟄、七十二候では「蟄虫啓戸」(すごもりのむしとをひらく)で意味は同じ。
旧暦の今日は、1月19日、まだまだ寒さを感じる頃。
旧暦の3月6日はというと、今の4月21日。
季節感が難しいですね。
蟄虫は冬ごもりをしている虫、蛇や蛙なども含めた小さな生き物をさします。
「蟄(ちつ)」は虫たちが土中で冬ごもりをすること。
人間だと、家に閉じこもって「寒いよ~」って出てこないさまです。
でも、春の暖かさを感じてくると「啓(けい)」、開くという意味。
視界がパッと明るく開けて、うきうき、わくわくって感じになっていきます。
まるで、家の戸を開いて顔を出したような表現です。
小さな命にも、暖かいまなざしをそそいでいたことが感じられますね。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
春が来た!
春が来た!と思う日もあれば、凍えるような寒さの日もあったりと3月のお天気は気まぐれ。
この時期は、寒い日が3日ほど続いた後に暖かい日が4日ほど続くという日を繰り返しながら、徐々に気温が高くなってきます。
これを三寒四温といいます。
また、3月は風の強い日が多く、まるで春風が冬将軍を吹き飛ばそうと頑張ってるみたいですね。
この時期は土筆(つくし)
この時期の風物詩といえば「土筆」です。
陽気に誘われるようにして、土の上にかわいい顔をのぞかせます。
昔から親しみをこめて「土筆坊」って呼ばれてきました。
「杉菜」の胞子茎ですが、緑の杉菜が生える前に出てきます。
摘み取って、はかまを除き、煮物や和え物にして食べるのも、この時期ならではの楽しみですね。
もう、食べられましたか?
ありがとうございます
やわらかい日差しを浴びて木の芽が少しずつふくらみ、土筆が。
虫たちも飛び始めます。
花粉症の方にはつらい時期でもありますが、いのちたちが日に日に活動的になっていくのを感じると、じっとしてなんかいられません。
重いコートを脱いでウキウキお出かけしたくなってきますね。
いのちがいっぱい感じられる、今日この頃、この日本。
嫌なこともいっぱいあるかもしれませんが、忘れて忘れて。
春の陽気に誘われて、いっぱい楽しみましょうね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
参考:本「大切にした、にっぽんの暮らし」著:さとうひろみ
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
そして、これからの子供達に幸せな世の中を残すために。
And to leave a happy world for future children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld