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祈りの富士山と木花咲耶姫

木花咲耶姫

こんにちは。
「祈りの富士山と木花咲耶姫」 今年、世界文化遺産登録された富士山。
この夏も多くの人が、富士山を訪れていますね。
はるか古からたくさんの人々に愛されてきた富士。
世界中に知られている日本のシンボルです。
いまは静かにたたずんでいますが、平安時代まではひんぱんに噴火をくりかえしてきまた。
その火を鎮めるために建てられたのが浅間神社(せんげん)。
守り神は木花咲耶姫(こはなさくやひめ)です。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 


(写真:富士山の神社より)

炎の中で出産

古事記や日本書紀などの神話にのこされている伝説では、夫婦の契りを結んだ邇邇芸命(ニニギノミコト)の子を身ごもったのに自分の子ではないのではと疑われた木花咲耶姫。
その疑いを晴らすために自ら放った炎の中で出産することを決意します。
そして無事に三人の神々を生んで疑いを晴らしました。
三神のお名前は
火照命 (ほでりのみこと)
火須勢理命 (ほすせりのみこと)
火遠理命 (ほおりのみこと)
生まれた三人のうち火照命と火遠理命、お二人は絵本などでおなじみの海幸彦・山幸彦です。
一度聞いたら忘れられない響きをもつ美しい名の木花咲耶姫ですが、そんな伝説から強い信念と意思を持つ女性として人気があります。
富士山の頂から花の種をまいて日本全国に花を咲かせたといわれていますが、それが桜だったというのも興味深い話。

青く、気高く、雄雄しいという表現がぴったりと思っていた富士山が女の神様に守られているというのは意外ですが、富士山の頂から凛とした女神が花の種をまき、日本中が桜に染まっていく光景が違和感なく受け入れられるような気がするのは私だけでしょか。
江戸時代には富士講が大ブームになり穢れや罪を清めるためにたくさんの人が富士山にのぼったとか。
いつかは登ってみたい道ですね。
(最初の画:堂本印象)

 


(作者不明)

 

ありがとうございます

木花咲耶姫が炎の中で産まれた三神のお一人が海幸彦、三番目が山幸彦。
それでは第二子の火須勢理命はどこへ?
火須勢理命は、その誕生の時に名前が登場するだけで、その後は一切出てきません。
神名は、他の二柱と同様に本来は「穂」に因むものと考えられます。
誕生時の説話に因んで「火」の字が宛てられたのか、逆に「火」の字が宛てられたことから誕生時の説話が生まれたと考えられるそうです。
「スセリ」はスセリビメなどと同様「進む」という意味で、「ホスセリ」は稲穂の成熟が進むという意味。
海幸彦(火照命)と山幸彦(火遠理命)という対称的な神の間に何もしない神を置くことで、バランスをとっているとする説もある。
同様の構造は天御中主神、ツクヨミにも見られますね。

さてさて、古事記にはもっともっとわからないことがたくさんありますよ。
だから面白いのかな。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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