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北斎と浮世絵とあさぎ(西陣織美術工芸)

織の技術と最高級の絹糸

こんにちは。
昨日、海外のお客さまと西陣織あさぎ美術館にお伺いしました。
そこには「北斎と広重を西陣織で魅了する」と銘うって西陣織美術工芸展が行われていました。
それはそれはすてきな織物ばかり。
織物だけでなく絹糸の始まりから織りあがるまで、そして北斎と広重だけでなくゴッホやモネ、ルノアールまですてきな作品が織物として飾られてました。
みなさまもお時間ございましたお越しくださいね。

 

 

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

独特の美意識

今から1500年以上前、華やかな宮廷文化からはじまり、京の都には日本の美意識の原点が生まれました。
自然をいつくしみ、繊細さを愛おしむ独特の価値観。
仏教、武家、町民文化の影響を受けながら、その美意識はさらに洗練を極めていきます。
日本最古の伝統産業の一つである西陣織は、平安の世からうるわしい日本の美意識をたて糸に、職人たちの匠の技をよこ糸に織り継がれて多くの人々を魅了し続けてきました。
その西陣の中でも最高の織技術(1800口織ジャガード)があさぎなのですね。
この美術館を海外の方と楽しんできました。

 

 

浮世絵とは?

皆さま、浮世絵と聞いたことはあるでしょうけど浮世絵とは何でしょうか。
浮世絵の「浮世」とは元々「つらいことの多い世の中」を意味する「憂き世」と書きました。
しかし江戸時代になると「この世が憂き世というのなら、いっそ浮かれて楽しく過ごそう」と「浮き世」の字があてられたそうです。
戦国時代が終わり徳川家康によって開かれた江戸時代。
平和の世が訪れてくるに従って庶民の暮らしもどんどん良くなっていきました。
そんな時代に江戸では町人文化がいろいろと花咲いていきます。
その一つが浮世絵。
菱川師宣から始まった浮世絵は、その後も多くの絵師を生み出します。
そして私が大好きな葛飾北斎、歌川広重へと繋がっていきます。
(浮世絵のことはこちらから

 

葛飾北斎

北斎が日本で江戸時代の有名な浮世絵師であることは皆さん知っていらっしゃると思いますが、世界でも有名なんですよ。
それはなぜかといいますと、アメリカの有名なフォト・ジャーナル誌『LIFE』が20世紀の終わりを間近にした1998年、「過去1000年の間で最も重要な人物はだれ?」という調査を行って上位100人を発表しました。
その中で北斎は、日本人として唯一、86位になったのです。
1位はエジソン、2位はコロンブスというとっても有名な人たちが連なる中ですよ。
すばらしい!
その理由となったのはフランス印象派の画家ドガー・ドガの言葉、「北斎は浮世絵の絵師たちのひとりではなく、彼自身がひとつの島であり、大陸であり、世界全体なのだ」とのこと。
ありがたいことですね。
葛飾北斎のことはこちらから

 

 

ありがとうございます

日本には古よりすてきな美がたくさんあります。
その一つが浮世絵ですね。
先ずは難しく考えずに、見てみましょう。
時代と共に人々のその絵姿を見る目は違ってきているかもしれませんが、見てみましょう。
いかがっでしたか。
はい、日本には古よりすてきな美がたくさんですよ。
一緒に楽しみましょう。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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