福寿草 春はそこまで

きいろいひかりみたいな福寿草。
もう一つの名前は。元日草。
旧暦のお正月(今年は2月16日)が近づく、ちょうど今ぐらいの時期、まっさきに咲いて、春をおしえてくれる花でした。
旧暦の元日はもっと春めいていて、新しい季節の気配がしてうれしかったろうな。
初春。
迎春。
できたての春。
一月も終わり頃、つめたい風が、パリンと音をたてて凍るような青空の下、福寿草が土をぬくめるように、暖かい色で咲きはじめます。
福寿草は近くのお寺の庭で、ひっそり地味に咲いています。
アイヌ語では「クナウノンノ」。
春の神さまからもらう金色の宝物。
(文:「ひらがな暦」おーなり由子さん著)
ありがとうございます。
種から花を咲かせるのに、なんと五年以上。
新春を祝う金色の花。
福を招く縁起の良い花として「福寿草」の名がつきました。
旧暦のお正月に開花するので、正月の床飾りとしたそうです。
自然はいつわることなく、毎年毎年一生懸命、季節を知らせに姿を現してくれます。
そんな息吹、気がつきますか。
素敵なことですね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとございます。
自然とともに過ごしていきましょうね。