茶道に国境なし
茶道に国境なし
こんにちは。
米ニューヨーク市郊外にある美術館で先日、茶道の催しを取材しました。
日本から持ち込まれた香ばしい茶が入ったつぼをうやうやしく開封した後、抹茶を厳かに頂くという「口切りの茶事」。
茶道に携わる者でもなかなか見ることができないものですが、邦人数十人が見守る中、はかま姿の米国人茶道愛好家が見事なお点前を披露してくれました。
(写真は本文とか関係ありません:)
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
茶道の精神
日本人でありながら私たちが見とれるほど壮観な手つき。
後ろには「松樹千季翠」の掛け軸が掛けられ、抹茶を頂きながらすがすがしい気分にさせられました。
会場には、両手で持ち上げるのが難しいほど重い臼も持ち込まれ茶葉を抹茶にする工程も初めて見ました。この愛好家は私邸に、日本人でも持っていない茶道具を多数所持しているといい「日本文化を背負う自分が消え入りたくなる」(邦人男性)との声も出ていました。
茶会はマンハッタン地区の日系ホテル内でも時折行われています。
先日取材した際は、別の米国人の茶道愛好家を日本駐在時代に指導したという女性師範も参加。
茶道が結ぶ“縁”の素晴らしさを垣間見ることができました。
この茶会には、日本から一緒に訪れたという女性師範の社中数十人も参加しておられ心を一つにして素晴らしい茶会を作りあげるという茶道の精神に心底感銘しました。
(文:黒沢潤:産経ニュース:)
ありがとうございます
茶道だけでないでしょうが、和の事とはすべてがおもてなしでつくられておりお招き側もお客さまも一緒になってその時を楽しむ。
これにつきるのではないでしょうか。
だから、お招き側の心づくしにお客さまも心を一つに出来るのでしょうね。
やっぱり和の心は素敵です。
(追伸:この茶臼欲しい、どこで買えるのだろうか?)
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
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