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大物主大神が三輪山にご鎮座されてます

  日本最古と言われている神社

こんにちは。
みなさんご存知ですか「大神神社」、オオミワジンジャと読みます。
奈良県桜井市の三輪山をご神体とする、日本最古の神社。
大神神社は、出雲の大国主命の前に現れた大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が三輪山に祀られることを望まれ、鎮座されました。
ご祭神がお山に鎮まっていることから、本殿を設けず、古代より人々は三輪山に直接、祈りを捧げてきました。
神社の「社殿」というものができる前から信仰されてきた大神神社では、その原初(げんしょ)の神祀りの様を今に伝えています。

 

 

八百万の神々

その昔、大和の人々は「八百万の神」あらゆるものに神が宿ると信じ ており、高い山、美しい山、大木、大きな岩などを神の依代として祀っていました。 今ではお社が作られていますが、ご祭神が三輪山に鎮まられているので本殿を設けず古代よりお祭りのときは祭壇をしつらえ、お山に直接お祈りを捧げて原初の神祀りの様を今に伝えています。
一日には大勢の方が「一日参り」と参拝に来られています。
二の鳥居を過ぎると、神域としての気が満たされており、自然と背筋 が伸びる感じがします。
ご神体の三輪山の山麓には崇神天皇から推古天皇まで、十三代の皇居・遺跡があり、当時の日本の中心地であったことが伺えます。

大和の地、三輪山を祀る人々。
目を閉じて自分をその時代にタイムスリップさせる。
きっと今では考えられない時がゆっくりと流れ、凛として空気の中を、あらゆるものに感謝しながら過ごす日々があったのでしょうね。

 

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ありがとうございます

大物主大神が大国主命と同一神であることから、大国主命が因幡の白兎を助けたという有名な神話からウサギとも深いかかわりがあります。
参集殿には可愛い「なで兎」がいらっしゃいます。
この兎、江戸時代は一の鳥居の前にいらっしゃり鉄灯籠の火袋を守っていました。
第二次世界大戦の中鉄灯籠は没収されましたが兎は青銅製だったので残ったそうです。
この兎を撫でると運気が向上するそうで、身体の痛いところを撫でると癒されるとか。
多くに人に撫でられいつもピカピカです。  

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
原始の人たちは自然を神とあがめ崇拝していました。今もこの思いを引き継ぎたいものです。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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