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羽子板 和の素敵の一つですね

羽子板

こんにちは。

羽子板、和の素敵の一つですね。
羽子板、正月に遊んでる子を見ることないですね、残念。
羽子板、押絵ですか?小西先生。
羽子板、昔のように家庭に一つとなりますように!

羽付き

室町時代の文献『看聞御日記』には、宮中で「こぎの子勝負」なる羽根つき大会が催された事が記録に残っています。
これによると、「公卿や女官が男組と女組に別れて勝負を行い、負けた組が酒を振舞った」との事。
貴族の遊興として流行っていたようです。
しかし、羽子板の流行は上流階級のみならず、一般庶民の間でもいわゆる「お歳暮」として、年末に羽子板を贈って、それを自宅で飾るという形で広まりました。
当時の辞書『下学(かがく)集』に「羽子板正月ニ用ユ之」と記述されるほど、日本国中に浸透し、日本文化となったのでした。
またこの頃から、羽子板は遊具用と装飾用とに分化してゆきました。

その後も羽子板文化は発展を続け、桃山時代には、羽子板に、梅の花や左義長(宮中の正月儀式で魔を払う行事)などが描かれるようになりました。
江戸時代の後期から、これに押絵を用いて歌舞伎役者の姿を取り付けるようになると、羽子板は一段と華麗さを増し、さらなる庶民の人気を集めるようになりました。
(文:羽子板よもやま話
(写真:永幡雄哉さん)

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