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如月(きさらぎ)「光」 黎明書簡より

 

如月(きさらぎ)

平成最後の歌会始の儀が正月16日、皇居宮殿松の間で行われた。
今年の題は「光」

天皇陛下御製
「贈られしひまわりの種は生え揃ひ葉を広げてゆく初夏の光に」

このひまわりは、阪神淡路大震災で家屋が倒壊して失くなった神戸市の当時11歳の子供の自宅跡地に咲いたひまわりの種を両陛下が震災10年の追悼式典で神戸市長を訪問された際、遺族代表から受け取り、毎年咲かせたひまわり。

歌会始めは、平安の雅を今に伝えるという歌会ではなく、大御心と大御宝が和合して、天(自然)に祈るというものである。
古来、和歌を敷島の道と呼び、丗一文字(みそひともじ)の中に想いを込める。
この敷島の道は、天地の災禍を治め、政道の一助ともなり、人心を正しく導く”五倫五常”の道に叶っているのである。
この敷島の道を年の始めに歌会始として、天皇陛下が歌を詠まれる。
意味は、正にここにある。

 

己亥 二月吉日

一般社団法人 和の道 黎明会 理事長  中山貴英

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