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大人の遠足 聖徳太子に合いたくて

聖徳太子に合いたくて法隆寺へ

こんにちは。
今日のありがとうは、聖徳太子。

今年は遠忌1400年ということで奈良国立博物館でも聖徳太子展を開催中。
もちろん法隆寺でも。
いつか行こうと思いながらなかなか行けず。
「今だ」と思いったたが吉日、行ってきました、法隆寺へ。
法隆寺から奈良博へ回る予定でしたが斑鳩の里があまりにも久しぶりで長閑(のどか)だったので史跡巡りに変更。
奈良博は近いうちに行こうっと。(行けるかな・・・)

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

 

 

聖徳太子の時代、飛鳥時代って?

誰もがその名を知る、旧一万円札の絵柄にも描かれた日本古代史最大級の偉人「聖徳太子」。
「憲法十七条」や「冠位十二階」「遣隋使の派遣」など小学校の時に習った人物。
でも、いまは聖徳太子としてではなく「厩戸王(聖徳太子)」とカッコつきの表記に変わってきているそうですね。
(うまやどのおうと読みます)
聖徳太子でいいのにね!

聖徳太子は敏達天皇(びだつてんのう)3年(574年)、橘豊日皇子(たちばなのとよひのおうじ)と穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)との間に生まれ、推古天皇30年(622年)2月22日に薨御されました。
享年49。
「憲法十七条」や「冠位十二階」「遣隋使の派遣」など、成し遂げた偉業の数々。
飛鳥時代と呼ばれるこの時代はどんな時代だったのでしょうか。
年代で600年頃から700年頃のこと。
一言で語ると日本の歴史にとっても大切な時代、変革の時代と私は思います。

 

 

物部氏と蘇我氏の対立の時代から始まり、聖徳太子が十七条の憲法を作り、仏教の興隆に力を注ぐなど、大王・王族中心の理想の国家体制作りの礎を築きました。
607年には(推古天皇15年)小野妹子らを遣隋使として隋に遣わして、隋の皇帝に「日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや。云々。」(「日出處天子致書日沒處天子無恙云云」)の国書を送ったのは有名ですね。
また、飛鳥時代の少し前より敏達天皇は廃仏派寄りであったため廃仏派の大連・物部守屋と中臣が勢いづき、それに崇仏派の大臣・蘇我馬子が対立していました。
この時、聖徳太子は蘇我氏側について武力抗争の末に物部氏を滅ぼしました(丁末の乱(ていびのらん)ですね)。
物部氏を滅ぼして以降約半世紀の間蘇我氏が権力を握りましたが、645年の「乙巳の変(いっしのへん)」で中大兄皇子(なかのおおえのおうじ )・中臣鎌子(藤原鎌足)らが宮中で蘇我入鹿を暗殺し、半世紀も続いた蘇我氏の体制を滅ぼしました。
そして天智天皇、天武天皇、持統天皇へと。
701年に大宝律令が制定され、これにより天皇を頂点とした貴族・官僚による中央集権支配体制が完成しました。
これをもって一応の古代国家成立となりました。
(参考:wikipedia

 


(鳳凰の手水。鳳凰だとすぐに撮ってしまいます)

 

「和を以て貴しとなす」とは?

聖徳太子の憲法第十七条の第一条の冒頭に出てくる言葉ですね。
多くの人は「とにかくカドを立てないで仲良くするのが一番大切」といった意味で理解している人が多いのではないでしょうか。
読み方も「わをもってとうとしとなす」と読む方が多いと思いますが、『書紀』の訓(よ)み方を記した最古の写本である岩崎本の『書紀』(平安時代中期の書写)ではこの個所を- 「和(やわら)ぐを以(も)て貴しとし…」と訓んでいます。
第一条全体の主旨は、この言葉を知っている多くの日本人が抱いているイメージとはやや違っています。

「人はえてして派閥や党派などを作りやすい。そうなると偏ったかたくなな見方にこだわって他と対立を深める結果になる。そのことを戒めているのだ。 それを避けて人々が互いに和らぎ睦まじく話し合いができればそこで得た合意はおのづから道理にかない何でも成しとげられる-というのだ。。」
ただ「仲良く」ということではなく、道理を正しく見出すために党派派閥的なこだわりを捨てよ、と教えています。
(参考:豊葦原)とっても参考になりました

 


(法起寺 法隆寺と共に世界遺産の一つ 三重塔)

 

ありがとうございます

法隆寺に行ってきてよかった。
西院伽藍は現存する世界最古の木造建築群とされています。
あたりまえかもしれませんが、国宝や重要文化財がたくさん。
こんなに多くの飛鳥時代の仏像が観れるなんて!
お釈迦さまも観音さまも今まで見てきた仏さまと全然違います。
細長くひょろっとしてます。
本当ですよ。
百聞は一見に如かず、写真には撮れませんでしたので是非ともお時間作っていただきお出ましください。

皆さまがいつも笑顔で楽しい毎日でありますように!
今日もありがとうございました。

 

中宮寺さまにご挨拶と思いましたが、このコロナで休館中。
残念。
またお伺いいたします。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

 

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