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心のときめきがなにより大切

 

小名木善行(おなぎぜんこう)さん(国史研究家)の素敵なブログを拝見しました。

小野小町の和歌、「うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人めをもると 見るがわびしさ」 からです。

一度読んでみてください。

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2722.html

 

 

和歌、なんと素晴らしい歌でしょうか。

和歌というのは明察功過、つまり互いの気持ちを察する文化です。

歌に書いてあることがそのまま言いたいことではなくて、何か言いたいこと、熱い感情を、何かに借りて詠む。

歌を聞く側は、その歌を手がかりに、その詠み人の気持ちを察する、そういう日本独特の察する文化がカタチになったものです。

そういう意味からすると、この歌も、ただ表面上の文字面から「逢えない寂しさを詠んだ歌」と決めつけてしまうのは、いかがなものかと思います。

 

そして、人は外見ではないです。

心の純粋さや、内側にある心は、美女であっても、普通であっても、みんな同じなのです。

そして、そのような心を持った女性を、美女と讃えたのが日本の古代です。

 

 

 

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