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心のときめきがなにより大切

小野小町の和歌

こんにちは。
小名木善行(おなぎぜんこう)さん(国史研究家)の素敵なブログを拝見しました。
小野小町の和歌、「うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人めをもると 見るがわびしさ」 からです。

一度読んでみてください。
一般にはこの歌は「夢の中でまで人目を避けて逢うなんて、なんてさみしいことでしょう」と嘆いているとか、あるいは「現実でも夢の中でも人目を避けなければ逢えない寂しさ」を詠んだ歌だとかと解釈されています。
嘆きや寂しさを詠んだ歌だというのです。
この美しい絵と、嘆きや寂しさでは、なんだかそぐわないような感じがします。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

「うつつ」とは

和歌、なんと素晴らしい歌でしょうか。
和歌というのは明察功過、つまり互いの気持ちを察する文化です。
歌に書いてあることがそのまま言いたいことではなくて、何か言いたいこと、熱い感情を何かに借りて詠む。
歌を聞く側は、その歌を手がかりに、その詠み人の気持ちを察する、そういう日本独特の察する文化がカタチになったものです。
そういう意味からすると、この歌も、ただ表面上の文字面から「逢えない寂しさを詠んだ歌」と決めつけてしまうのは、いかがなものかと思います。
そして、人は外見ではないです。
心の純粋さや、内側にある心は、美女であっても、普通であっても、みんな同じなのです。
そして、そのような心を持った女性を、美女と讃えたのが日本の古代です。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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