手ぬぐいといっても、今は可愛いものやかっこいいもの、個性的なものにシンプルなもの、様々なデザインがあります。100均などで素敵なデザインの手ぬぐいを見て素敵だなと思っても、いまいち使い方がわからないという方のために、使い方をご紹介します!
使い方の前に豆知識♪なぜ手ぬぐいの端は切りっぱなしなの?
手ぬぐいの端は、切れっぱなしになっていますよね。なぜでしょうか。大きく分けると2つの理由があるようです。
まず1つ目の理由が、菌の繁殖を防ぎ早く生地を乾かすためです。縫い目があると、どうしてもそこに水分がたまってしまいます。水分がたまるとそこに雑菌が繁殖しやすくなってしまいますよね。でも縫い目がない手ぬぐいはその心配がない上に、乾きやすいと言うメリットがあるのです。
2つ目は縫い目がないことで、簡単に割くことができるからです。現在、その使い方をする機会は少ないとは思いますが、江戸時代には手ぬぐいを割いて包帯として使ったり、鼻緒が切れた際に代用をしたり、という光景が日常であったようです。
ファブリックボードとして
北欧では特に古くから親しまれているインテリアであるファブリックボード。
日本でもファブリックパネルを楽しむ人が増えています。北欧デザインの生地を使っているものも多いですが、これを手ぬぐいでDIYしてみてはいかがしょうか。
用意するのはインテリアにあった手ぬぐいと木製パネル、そして画鋲と両面テープ。工作用のホッチキスがあるとよりしっかりしたものが作れます。手ぬぐいにアイロンをしっかりとかけ、両面テープで木製パネルに仮止めしておきます。それからしっかりと引っ張りながら画鋲(ホッチキス)で止めれば、完成です!作成するのが難しければ、ちょうど手ぬぐいと同じくらいのサイズの額縁を購入し、そこに挟み込む方法もあります。1つ買っておけば、季節や気分によって手ぬぐいを変更して楽しめますよ。
ラッピングとして
お友達や家族のプレゼントとして、自分でラッピングをする機会もあると思います。ラッピングといえば、紙やビニールのラッピングが一般的だと思いますが、手ぬぐいもラッピングにできるんですよ。紙のように破れないので、不器用な人でも比較的簡単にラッピングをすることができます。何より、紙であれば基本的にラッピングをほどいた時点で再利用が難しいですが、手ぬぐいであればそれ自体も贈り物の1つとして使ってもらうことができるのです。
手ぬぐいでご祝儀袋が作れる?
なんと、手ぬぐいでご祝儀袋が作れるのです!ご祝儀袋は、お祝いの気持ちの一部でもあり、非常に凝ったものや豪華なものを用意する方もいらっしゃるでしょう。そんなご祝儀袋を受け取った側は、大事にとっておきたいと思う気持ちはあるものの、かさばる上に他に使い道がないと言うのが正直なところですよね。
そこで出てきたのが手ぬぐいで作るご祝儀袋です。手ぬぐいと水引、そして表書があれば作成することができます。これなら記念としてとっておくことができますし、ゴミにならずエコの観点でも◎ですよね。練習は必要だと思いますが、受け取った人の記憶にも残る、素敵なご祝儀袋になるのではないでしょうか。
最後に
使い方もたくさんあり、荷物にならず、リーズナブルな手ぬぐい。最近はノベルティや景品に用いられることも多いようです。アーティストのライブグッズなのでも見かけますね。またご当地のキャラクターやデザインの手ぬぐいが、お土産として売られていることも多いようです。荷物にもならないですし、コレクションをしても場所をとりませんので、旅先で思い出の品として1つずつ買って集めるのも素敵ですよね。
もらったり買ったりしたけれど、ずっと眠っている手ぬぐいがあれば、ぜひ活用してみてくださいね!
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てぬぐい くろーぜっとの「まま・めぞん」さん
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