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独楽(こま)と現代~昔ながらのおもちゃ~

独楽(こま)と現代~昔ながらのおもちゃ~

独楽回しは、お正月の遊びとして親しまれていますよね。個人的には、お正月でも独楽を見る機会は減っていますが、独楽の愛好家は大勢いらっしゃいます。その中心的存在である「日本こままわし協会」の紹介と共に、現代の独楽の世界を覗いてみたいと思います。

日本こままわし協会

現代における独楽の世界を語るのに外せないのが、「日本こままわし協会」です。独楽を愛する人々の手によって、2002年の9月に「日本こままわし協会(愛知県 日本独楽博物館内)」が発足しました。関東には支部もあります。「日本が誇る投げごまの普及、独楽の技の紹介、独楽に関する情報の共有など」が協会の主旨になっています。 協会の会員規則をみると、団体や個人、国籍・年齢・性別も問われず、独楽まわしを普及したいと思っている人なら誰でも入会できるようです。会員の仕事は、一年に一人以上は「こままわしを教えること」だそうです。年会費が必要なようですが、会員になると協会が主催する大会に参加出来たり、認定指導員と呼ばれる方から独楽の技を教わったり、独楽の認定試験を受験できたりします。その他にも、様々な特典が用意され、年に数回の会報では全国の独楽に関する情報が得られるようです。 協会が認定した独楽も販売されています。認定独楽は、丈夫で壊れにくく長く回るのが特長で、初心者から上級者まで使える幅広いラインナップがあるそうです。 このように、独楽の世界は「日本こままわし協会」が中心となって、現在も広がりをみせています。

独楽の大会

また、全国各地では独楽の技術や寿命(独楽が回っている時間)を競う大会が開かれています。大会の開催時期はお正月に限ったものではありません。春夏秋冬、熱い戦いが繰り広げられているのです。日本こままわし協会のHPによりますと、投げゴマやベーゴマを使った「タイムトライアル」や「まと入れ」など、独楽を使った大会が年齢別の階級に分かれて開催されているようです。 子どもから大人まで独楽遊びを楽しむ様子が、HP上でもアップされていました。 独楽の大会は、日本こままわし協会が運営するものだけにとどまりません。日本全国の中小製造業が自社の誇りと技術を結集させたコマを作って戦わせる「コマ大戦」というものも開催されています。こちらは「全日本製造業コマ大戦協会」が主催する、かなり玄人好みの真剣勝負です。決められた規格内の独楽を自社で独自に制作し、土俵上で戦わせます。トーナメント形式で勝ち上がった独楽は優勝すると、その大会の出場独楽を「総取り」できるというものだそうです。HPを拝見すると、2012年に第一回大会が開催されたようで、他にも年間を通して全国各地で様々な大会が開かれていました。中には「ドリームマッチ」と銘打った大会もあり、独楽好きの方にはたまらない勝負となっているのではないでしょうか。

独楽まわしのギネス記録

最後に、独楽にまつわる記録を見ておきましょう。日本こままわし協会でもいくつかのギネス記録が紹介されていました。少し古い記録のようですが、例えばベーゴマを床で回した最年少記録や、ちょんがけ独楽を使ってキャッチボールをする連続記録などがありました。その他にも、一斉に独楽をまわす人数、独楽の重さ、独楽の寿命の長さなどの記録に挑戦しているものがあるようです。2001年の独楽の寿命のギネス記録では、1時間半を越えています。もしかしたら、現在はもっと長い間回る独楽が存在しているかもしれません。興味のある方はぜひ調べてみて下さいね。

最後に

独楽回しは昔ながらの子どもの遊びと思っていましたが、調べてみると実に奥が深く、愛好家の方々によって現代においても、熱い戦いが日々繰り広げられていることが分かりました。機会があれば、独楽の真剣勝負を間近で見てみたいものです。   独楽(こま)と縁起~昔ながらのおもちゃ~ 独楽(こま)と演芸~昔ながらのおもちゃ~ なぜ? お茶席で茶碗をまわすの?  ]]>

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