旧暦、そこには日本人の思想が
旧暦と新暦、今でも旧暦を楽しみたいです
こんにちは。
この時期になると来年のカレンダーが届いてきますね。
みんさんはどんなカレンダーを使われますか。
私は新暦のカレンダーに旧暦が書かれているものを探します。
といっても、六曜、大安や友引は書かれているけど、旧暦の日付が書かれてるのは少ないですね。
今年は知人が作られましたお気に入りのカレンダーが届きました。
24節気、72候が書かれています。
贅沢をいえば、旧暦(来年は載せるそうです)と月齢が書かれているカレンダーが・・・。
どこかにありませんでしょうか。
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聖(ひじり)とは「日知り」と書くのですね
物事に優れた人物や学徳の高い僧を「聖(ひじり)」といいます。
もともと、聖とは「日知り」と書くように天文暦数を知る人であり、日(太陽)のように世の中を知る人の意味とも言われていました。
農耕民族の日本人にとって、日の動きと季節の移り変わりの微妙な変化を知ることは、日々の生活を守り、生き延びるために必要不可欠な知恵でした。
たとえば上弦の月の頃は晴天が多く、下弦の月の頃は雨天・曇天(どんてん)が多いということも、農家にとっては今でも目安となっています。
古来、日本人は、農作業や漁業の生業のために月の満ち欠けを主な目安として暦としてきました。
これを現在では、旧暦といいます。
旧暦の周期は約29.53日なので、昔のひと月は29日または30日としていました。
したがって、1年は平均12か月で354日前後となるため、実際の365.2422日との差である約11日のズレを修正するために、19年に7回の閏月を設けました。
月齢と一緒に楽しみませんか
つまり閏の年は12か月ではなく、13か月の384日となってました。
つまり旧暦とは太陰(月)の運行のカレンダーといえます。
「六曜(ろくよう)」(もしくは「りくよう」)もそうした太陰暦とともに受け継がれ、信仰されてきた暦注のひとつでした。
六曜は、「六輝(ろっき)」や「宿曜(すくよう)」などとも呼ばれ、古くは中国の「六壬時課(りくじんじか)」、または「小六壬」と呼ばれる吉凶占いが室町時代に伝わり、日本で独特に変化しました。
歴注のひとつとして江戸時代の後期からしだいに庶民にひろまり、旧暦をあまり用いなくなった現代でも、一般的に採用して信じられている珍しい風習です。
ちなみに現在の新暦である太陽暦は、かの「明治改暦」によって、明治5年12月3日を明治6年1月1日とすることから始まりました。
財政事情に苦しんだ当時、大隈重信が、公務員の年末ボーナスを一律カットするために設立したという逸話も付随して伝えられるこの新暦は、「地球が太陽の周囲を一周する時間を一年と定めた暦」として、1太陽年(1回帰年)の長さにもとづいて暦年が設定されています。
したがって、月の運行や満ち欠けの周期は考慮されていません。
現在、世界各国で使われているグレゴリオ暦はこの一種で、1年を365日、4年毎に1日の閏日を置いて366日とするのはご存じのとおりです。
(参考:本:知れば恐ろしい日本人の風習・著千葉公慈さん)
ありがとうございます
今日は旧暦10月3日、赤口、辛亥、月齢1.6、大潮。
新暦だと11月20日だけですが、旧暦でみるとこれだけのことが楽しめます。
赤口(しゃっこう)は凶の日で、正午だけ吉とか。
辛亥は、かのと い、しんがいと読みます。
お月さまは新月、干満の差が大きいとき、出産する人が多いといわれますね。
楽しいでしょ。
もちろん、楽しいだけではないですよ。
これらの話は昔し昔しからの経験から語られてきたことです。
もちろんコンピューターもないから、自然と一緒になって感じてきたことなのでしょうね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
浄住寺の紅葉はもう少し、今週末ぐらいからでしょうか。
お時間ございましたら、お越しくださいね。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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