「あられ酒」 古都の冬 神酒に舞う
季節ごとの日本酒
こんにちは。
日本酒が大好きな私。
季節ごとにいろいろな呼び方がありますね。
春は「春酒」や「花見酒」
夏は「夏酒」かな
秋は「ひやおろし」や「秋あがり」
そして今日は冬の日本酒のお話し。
赤い杯に注がれた酒に、真っ白な麹がひらひらと舞う。
冬の光景を切り取ったような幻想的な姿。
“清酒発祥の地”とされる酒どころ、奈良に古くから伝わる「あられ酒」は、冬の風情にあふれています。
かつて、あられ酒は奈良を代表する酒でした。
また、「みぞれ酒」ともいわれ、お酒の中に白い麴などの粒が溶け切らずに混じり、空から降る「みぞれ」のように見えるところから呼ばれています。
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(写真:「いざいざ奈良」さんより)
季節を模した美しい酒
その起源は、一説では孝謙天皇が春日大社を詣でた際、急にあられが降りだし神酒の器に入り、舞う様子を気に入ったことからその名が生まれました。
または、江戸時代初期、漢方医の絲屋宗仙が池にあられが降り沈む風情を酒で再現したともいわれています。
「アラレ酒」として記された室町時代の文献も残っています。
起源に諸説あれど、この季節を模した美しい酒は、銘酒として武将や文人らに愛されてきました。
〈爐(ろ)びらきや雪中庵のあられ酒〉 (与謝蕪村)
〈句をゑらぶみぞれふる夜のあられ酒〉 (宝井其角(きかく))
「奈良市内の近世遺構からは、酒を入れたと思われるヒョウタン形の容器や『阿られ酒』と書かれた陶器などが見つかっています」。
奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の広岡孝信主任学芸員(45)はおっしゃってます。
奈良酒をもって最上となす
「奈良酒をもって最上となす」と評したのは徳川家康。
江戸前期には25軒の造り酒屋のうち、11軒は江戸に出荷する「江戸酒屋」でした。
陸路での輸送は江戸まで片道5日間。
あられ酒も清酒とともに家康に献上されていたといいます。
奈良の酒は、まろやかで甘みがあるのが特徴。
あられ酒も独特のとろみがあり、口の中に広がる上品で後を引かない甘さが楽しいです。
清酒ではなく、もともとみりんで造られていたあられ酒。
江戸中期、甘口よりも辛口の酒が好まれ、輸送に船が使える神戸・灘の酒が人気を集めるようになり、奈良の酒造りは次第に力を失っていきます。
しかし、あられ酒は当時の味わいや風情を今に伝え、土産物としての人気も高い。
「あられ酒がかつて、奈良が酒どころだったということを今に伝えてくれている。これからも、造り続けていきます」とは今も製造販売している「今西清兵衛商店」の亀村さんはそう力を込めてました。
(文参考・写真:産経新聞)

ありがとうございます
あられ酒とは、かき餅、またはもち米を薄く伸ばしてからあられのように切ったものを、焼酎に漬けては引き上げて日に干し、これを数回くり返した後、上みりんとともに瓶に入れ、密封して20日ほど熟成させたもの。
現代人にとって、みりんといえば“料理に使う調味料”というイメージがありますが、江戸時代の人々は薬用として、また高級な甘美酒として愛飲していたそうです。
ならまちの老舗酒蔵「春鹿醸造元(今西清兵衛商店)」社長の今西清隆さんによると、「みりんと焼酎を混ぜたものを、上方では『柳陰(やなぎかげ)』、江戸では『本直し』と呼び、井戸で冷やして暑気払いとして飲む習慣があった」そうです。
んーーー!飲んでみたい。
酒好きにはかかせない一品。
今日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
今だからこその趣を味わいたいですね。
日本のすてきを一緒に楽しみましょう。
Thank you. Let’s enjoy the beauty of Japan together. 🌸🍵
(旧文:2014.01.22)
参考
みなさん、日本酒は大好きですか?
日本清酒発祥の地と言われる正暦寺
ヒットさせろ日本の伝統工芸 成功例に共通点あり
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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