脱皮しなければ!
脱皮しなければ
いつの間にかセミの声が聞かれなくなり、秋の音色が聞かれるようになりましたね。
皆さん、セミの脱皮、セミに限ったことではないですが、生物は終始、脱皮することで新しいいのちに生まれ変わっていきます。人間も例外なく、新陳代謝によって古い細胞が垢になっておち、新しい細胞へ脱皮していきます。
もし、脱皮しなくなったとしたら、それはあの世にいく時です。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
お産もそうですね、お母さんのお腹の羊水の中で生活している赤ちゃんが、空気に出てくるというのは、ものすごい脱皮と思いませんか。
日本人はお宮参り、七五三参り、厄除け祈願など、これらも大きく変わる時期に、うまく脱皮して新しい命に生まれ変わることができるようにと、神様にお願いしてるのですね。
日本人は豊かな自然のリズムに合わせて生活をし自然と一緒になっているうちに、こういう脱皮の大切さに気が付いたのでしょう。
まさに「素晴らしきかな日本人」です。
この脱皮はなにも、身体的に限ったことではありません。
世界的な数学者が、世界的な問題を解くのに、ずーっと計算し続けて答えを出した人は一人もいないそうです。
どうやって解いたかというと 「ひらめき」だそうです。
つまり、脱皮なのです。
自分が努力していると思っていないかもしれませんが、一生懸命、続けていると、ある時、何気ないところからふっとひらめくことができます。
今、「子供に英才教育を」といって、子供の個性を伸ばそうと盛んに行われいますが、才能がないからとコンプレックスを持つ必要なんて、全くありません。
才能の有無ではなく、一生懸命続けたら、誰でも一流になれます。
ずっと努力して、努力して、もうダメかなと思った時に突然ひらめいてくる、脱皮して先が開けるのです。
不景気で、「だめです」と言う。
これでは脱皮できませんね。
苦しいからこそ、自分は努力するのです。
努力を続けて、精進を続けることによって、いずれ脱皮できるのです。
今の日本人は辛抱が足りません。
理屈ばかりで、不平不満を言ったり、すぐ諦めたりします。
つまり、どうやって脱皮するかのかが、人生のすべてなのです。
そうして、うまく脱皮するためには努力。
人並みなんて、そんななまやさしいものではなく、たうまざる努力が必要なのです。
(本:葉室頼昭:神道 いききと生きる)
ありがとうございます
まさに、今の日本、いろいろとあります。
そして、これからもいろいろと、あるかもしれません。
だから、今なのでしょうね、
本当の日本人、本来の日本人へ、ちゃんと脱皮する機会は!
「頑張れ」ではなく 「頑張る」
今こそ、一人一人が「頑張る」時と思います。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。