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すてきなご縁 有松絞り

有松絞り ありがとうございます

こんにちは。

雨やんだ旧東海道沿い有松の町並みをウキウキしながら練り歩く、はむ麻呂😁
日本伝統工芸品である有松絞りはその昔、絞りの種類は100種類あったそうです。
今では70種類程だそうですが、今でも大切に受け継がれています
素敵なお店で自ら絞られるお姉さまのお話を熱心に聞き入るはむ麻呂です😊
次は有松絞りづくりに挑戦

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

木綿

慶長13年(1608)、江戸や京、お伊勢参りの旅人のために、尾張藩は東海道の鳴海宿と池鯉鮒(知立)宿の間に、間の宿(あいのしゅく)をつくりました。
この宿場が有松です。
そのとき尾張藩の奨励を受け、知多から有松へ移り住んだ竹田庄九郎は、当時国内有数の産地であった知多木綿に目を付け、九州の豊後絞をヒントに新しい絞りの技法(九九利染)を考案しました。
彼はそれを手ぬぐいなどにして、往来する旅人に売り始めたのが有松絞の始まりです。

当時は木綿が庶民に浸透し、衣服革命の真只中。
それまでの絹や麻から、素朴な風合いの木綿が気軽なお出かけや普段着として着られるようになりました。
木綿は吸湿性や通気性に優れており、肌触りも柔らかいので着やすく単衣の着物によく用いられました。
裏地がなく通気性がいいため、春や夏に用いられ浴衣もつくられました。

有松絞り

斬新な有松鳴海絞のデザインは、おしゃれなお土産として大人気となりました。
以来、旅人が郷里への土産にと、競って絞りの手拭、浴衣などを買い求め、これが東海道一の名産品となりました。
その魅力は、葛飾北斎や歌川広重の浮世絵の中でも描かれており、江戸時代の滑稽本『東海道中膝栗毛』でも、主人公の弥次さん・喜多さんが有松鳴海絞を買い求めています。

日本伝統工芸品である有松絞りはその昔、絞りの種類は100種類あったそうです。
今では70種類程だそうですが、今でも大切に受け継がれています。
絞り方や絞りの名前はこちらを参考にしてくださいネ。
有松鳴海絞会館
ここで紹介されているのはほんの一部、まだまだあるという事ですね!
ん~!見たい、知りたい、してみたい!

絞りとは

絞りとは、ご存知と思いますが生地を小さくつまんで糸で括(くく)ることで作られます。
括った部分は、染色のときに色が染まらず白く残るため、それが絞りの模様となります。
また、色染めのあとに生地を括った糸をほどくと「括り粒」という立体的な凹凸が残り、これが「絞り」独特の風合いを作るのですね。
「絞り」は、職人が生地をつまんでは括り、つまんでは括りを繰り返し、丹念に一粒一粒を絞っていくことで作られます。
そして生地全てにわたって絞られたものは「総絞り」と呼ばれ、その粒の数は1つの振袖で約20万粒以上にも及ぶことになるそうです。
何という手間暇でしょうか。

「絞り」の歴史は古く紀元前にまで遡り、インドやアフリカなど世界各地で自然発生的に始まったと言われています。
日本においては、奈良・飛鳥時代に中国から伝来し、室町時代に持て囃された「辻が花」の着物、慶長・元禄時代に洗練された「小袖」の着物など、日本女性のファッションの歴史と共に成長・発展を遂げてまいりました。
特に江戸時代には、絞りの着物が上層階級の間で大流行し、「総絞り」は町人女性の憧れの存在でもありました。
当時の伝統技術は今もなお継承され、現在では日本を代表する独特の染色工芸品として世界に誇るものとなりました。
この最高級の絞りを施した「総絞り」の制作には、完成までに1年以上の歳月を費やすことも普通です。
小さく精緻な絞りの粒が着物の全面に整然と並ぶ様子は圧巻。
その仕上がりは現在でも多くの人々に新鮮な感動を与え続けています。

ありがとうございます

この有松の地は、昔の繁栄と日本建築の美しさを今に伝える町並みで、200年を経過した貴重な文化財です。
その景観は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地としても知られています。

日本中にまだまだ知らない素敵な場所があるのでしょうね。
行ってみたいな。
何時間でもいれます。
そして、色々なことを知りたくなるでしょうね。
これからも楽しまなくては。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

参考:初心者での安心の着物着付け教室
名古屋おもてなし武将隊
藤娘きぬたや

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

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