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「余白」と「想像力」 成願義夫さんのお話し

「余白」と「想像力」

昭和初期の『てぬぐい』のデザインに見る余白と想像力。

写真の手ぬぐい4点は、
余白を最大現に活かした想像力を引き出す図案の手法が素晴らしい。
正にこれは俳句の手法だ。
「描き過ぎず、語り過ぎず」は、俳句の夏井先生がよくおっしゃる「読み手を信頼する」と言う日本人特有の美意識。
作者の詩心は言わずもがな。

夢二なども同時代を生きたように、粋でロマンチックな世界観は、大正末期から昭和初期にかけての特有のもの。

写真はピエ・ブックス発行
京てぬぐい(永楽屋コレクション)より

 


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