金閣寺 極楽浄土の世界へ
金閣寺とは
こんにちは。
先日、海外からのお客さまと一緒に金閣寺に行ってまいりました。
今さら金閣寺のことは書く必要はないかと思いますが、ん?金閣寺とは?と私が思ったので改めて。
〇先ずは誰がいつ建てたの?
室町幕府の三代将軍、足利義満が応永4年(1397年)に建てました。
〇正式名称は?
北山(ほくざん)鹿苑寺(ろくおんじ)といい、相国寺の塔頭寺院の一つです。
それでは相国寺の他の塔頭寺院はいくつあるの?ってなりますね。
これは後程。
〇宗派は?
臨済宗相国寺です。
さて、もっともっと金閣寺を楽しみましょう。
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舎利殿 金閣
さて、最初の写真、もうご存知と思いますが正式には何というかご存知ですか。
「舎利殿 金閣」というのですよ。
それでは舎利殿とは何でしょうか?
舎利殿とは、一般的にお釈迦様の骨や遺灰が祀られているのですが、金閣寺の舎利殿にも祀られているのでしょうか?
もちろん、金閣寺の舎利殿にもお釈迦様の遺骨が納められています。
三層のうち最上層にお釈迦様の遺骨を納めるお堂としています。
この金箔の建物ですが一層目は寝殿造り、二層目は武家造り、そして三層目が禅宗仏殿造りとなっているのですね。
三つの様式が見事に調和していることでこの見事な美しい建物が作り出されているのですね。
金閣寺の場所には、元は公家の西園寺家の別荘がありました。
1397(応永4)年、足利義満がこれを譲り受けて、「北山殿(きたやまどの)」を造営し始めます。
翌年にはここに移り住み、10年後に亡くなるまで住み続けたそうです。
死後、遺言に従ってお寺に改められます。
名前は義満の戒名から一部を取って、「鹿苑寺」となりました。
また、今は金閣と呼ばれている建物は、舎利殿だけでなく三重殿閣などとも呼ばれていたそうです。
再建前のものは、第3層に金箔がいくらか残っているだけでかなり地味な建物だったようです。
しかし、再建したものには第3層だけではなく、第2層にまで金箔が貼られました。
ただ、これも一度はあっけないほど簡単に傷んでしまいました。
二度とそのようなことがないようにと、1986年(昭和61)の修復では厚みも量も変えて金箔が貼られたそうです。
1986年から翌年にかけて、金箔の張替えをする「昭和大修復」が行われました。
このときには、前回の失敗に懲りて、5倍の厚みがあるものを20万枚使用しています。
重量では当然、10倍の約20キロになりました。
今の金閣寺と義満が作った金閣寺はどのように違ったのでしょうね。
どちらにしましても「義満が作った北山殿は今以上に壮麗だった」と考えたほうがいいかもしれませんね。
(参考:東和製作所HPより)
金閣寺の屋根の上にある鳳凰
中国の伝説上の鳥で、聖なる天子の使者やめでたいものとされています。
鳳凰は永遠の命と権力の象徴で、戦乱のない京の都の平和を祈って金閣のシンボルとして掲げられたと言われています。
現在の鳳凰は3代目で、修復には鳳凰の原型をもとに鋳造されました。
室町時代の初代旧鳳凰は尾が折れていますが、昭和25年の火災を逃れたため、創建時の金閣の遺品として現存しています。
鳳凰は、前半身が麒麟、後半身は鹿、くびは蛇、尾は魚、背は亀、あごはつばめ、くりばしは鶏に似ているとされています。
東アジア神話においては再生の象徴ですね。
鳳凰の詳しいお話しはこちらからお楽しみください。
私も学ばしていただきました。
ありがとうございます
皆さんも一度は行ったことありますよね。
光り輝く金閣寺を見ながら池の周りをぐるっと。
一度は中に入ってみたいと思いませんか。
私の知人は中で一服いただいたとか、ほんとう?
栄華を極めた足利義満はこの金閣寺に何を考え感じたのでしょうか。
今の時代、どんなに優れた方でもこのような建造物は作られないのでは。
この時代だからできたこと。
義満は国の掌握は大変だったかもしれませんが、この金閣寺に見られる文化的才能は秀でていたのかもしれませんね。
日本という国は1000年以上も前からのものがたくさん残っています。
それらのものもこのHPでご案内できたらと思います。
何よりも私が行ってみたい、見てみたい、触れてみたい、みたいみたい人間でございます(笑)
これからも宜しくお願いいたしますね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
日本はすてきですね。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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