二條さま 古事記のお話しの2 第八話の3 2024.09

石から金属へ
もはや3000年ぐらい前だったら、ちゃんと土器が残ってますから、それと同時に何が残っていると思います。
金属が残っているんですよ。
金属が。
そのちょっと前、5000年までいっちゃうと、金属が出ません。
石です。
斧だって矢尻だって何でも石です。
ところが3000年ぐらい前になると金属が出てくるんだ。
金属が。
何製の金属かって言ったら、簡単に言えば銅製です。
なぜ銅製かって言ったら、細工がやりやすい。
温度が低くても金属を溶かすことができるからやりやすい。
これは絶対的にタイミング。
これは絶対的に大陸の影響だよね。
日本で考えついたと思えない。
これはだから、なぜそういう風に言うかというと、もうちょっと古い時代で日本で使っていたような形をしたものが大陸で出ちゃうから。
だから、きっと大陸の人から教わったんだと思いますよ。
銅の細工を。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
九州の南の方にいた一派
で、一番最初にその細工が上手にできたのがイザナギの方だった。
これはね。
九州の南の方にいた一派、イザナギ族の島だった。
九州はだからさ、大陸からすぐ入ることができるから、壱岐と対馬があって、途中で補給することができるから大陸の人がいっぱい来れるよね。
多分だけれど、明日の光る君へを見てくれればいよいよ、日本も大陸から攻められるっていうシーンが出てくるんじゃないかってちょっと思ってんだけど、まだ来ないか。
何回も日本はね、大陸から攻められてるんですよ。
一回も征服されたことないけど、第二次世界大戦では一回征服されたけど、征服されたことないんだ。
征服されたことがないからって負けてなかったわけじゃなくて、何回も負けていて最終的に勝っただけだから。
鎌倉時代は台風によって勝たしてもらっただけの話で、一回はガーッと来られちゃったりとかすることもあるわけ。
九州のね、福岡あたりを全部取られちゃったりする時もあるけど、結果的に押し戻すっていう形で勝ったっていうだけなんですね。
そのぐらい九州と大陸は近い。
偏西風さえ乗れば約2日でやってこれる。
2日で可能になったら船酔いを我慢すればできちゃうってことや。
一回対馬に寄ればいいことだし、対馬から1日だし、
対馬にたどり着ければすぐにやってこれちゃうわけだから九州は大陸から入りやすい。
従って、大陸の文物が入りやすい。
これね。
証明されてるんだ。
鋳物で九州の人たちはすごく優れているのは、まさに今だとさ。
外国の人たちが来たら、今、関東では川口っていうところにね。
クルドの方々がたくさん来てくださって、ちょっと乱暴浪劇なんだって。
でも、そこに入れたのは日本人だからね。
川口に入ってくれって言って。
あそこのなんてんだ、公共の団地にさ。
みんなこう難民としてそこに入ってくださいって言ったから。
そこに入れたのは日本人だから。
京都と秦氏
この街も。
そうこの京都も。
今から2700年前にガッと難民が秦から押し寄せてきたわけ。
秦の始皇帝がやられて秦の始皇帝の息子がやられて、秦の人たちがざっと難民で来た。
困ったなじゃなくてすごく嬉しかったの。
いっぱい。
技術を知ってたから。
で、どうしたかって言ったら、「あそうだ、山城の国が開いてる」ってこと。
ここにボーンって入れたわけよ。
あとは、秦野って今の厚木ね。
横浜の横にあるようなところに大きい広場があるからそこに入れちゃえって。
ボーンって入れて技術を吸収するわけだ。
あの人たち、馬と牛、連れてきてくれたんだよ。
日本に馬いなかったんだ。
だからそれは有効じゃん、だからすごく嬉しかったわけよ。
ここ、ちょうど牛や馬育てるのにちょうどよかったので、外出ないしで溜めとくんだよ。
山に囲まれてるからさ外に出てこないでしょ、だから情報管理しやすい。
政府は大和朝廷になるとそうなるんだけど、その前は向こうから来た人を街の中に住まわせたの。
外国人の考え方っていうか、大陸から来た人たちの技術をどんどん吸収するっていうのを九州の人はやったわけ。
だから一つの村の中に朝鮮半島から来た人や中国大陸から来た人たちが同じ村の中にいて、だんだんと言葉を、言葉って言ったってさ、日本人だって大した言葉使っちゃいないからね。
アーだの、ウーだの、ヒーだのとしか言ってないわけだから、だから分かりやすいんですよ。
だから共通語じゃなかったって、3ヶ月も一緒にいれば生活に困らないくらい通じ合ったんだと思うよ。
私だってさ、英語なんか全く分かんなかったって、あれだからね、何年間かアメリカにいたからね、行けましたよ。
そんな複雑になった言語ですら、なんて私だって行ってくるぐらいだから。
だから、アーだのウーだのしか言ってないような連中なんか、あっという間に馴染んだんだと思いますよ。
馴染んだ中でどんどん技術を吸収して、一番最初に溜まったのが九州の南の方。
そこに金属を加工するっていう地域ができあがるわけ。
誘う(いざなう)
で、誘う(いざなう)んだ。
日本中の人たちを。
あの当時の日本の歴史をなんか、言葉ないから歴史なんかないじゃん、でも、隣の国には文字があったから歴史書が残ってるんだ。
その中に書かれている日本って約200有余の国があったって言われてる。
この日本大陸、この列島の中に200以上の国があったんだって。
想像できますよ。
だって、お醤油が違うからね。
まず、食べ物が違うとさ、もう国違ったような感じじゃない。
私、九州行ったらお刺身いただけないもの、甘すぎて。
ないもの。
鹿児島、出雲、対馬。
砂糖添加してあるから、お醤油に。
白身は美味しいよ。
ちょっと甘いぐらいの方がね、たまりの方が美味しいけどさ。
国ごと違いますよ。
ここで持って、あなたお雑煮の話してごらんなさい。
全員違うお雑煮食ってるから、全部国が違うと思った方がいいや。
だから、日本に200国があったって言っても何にも驚かない。
その国々が、よだれを垂涎(すいぜん)の技術っていうのが多分金属だった。
現に東北でしか取れないような黒曜石って言われるようなね、非常にガラス質の石があるんですけども、それが九州で発掘されたとか。
ぶつぶつ交換していた証拠だ。
その技術で誘(いざな)ってみたからイザナミなんだ。
誘われてみたからイザナミなんだ。
イザナミっていう人は多分ですが、出雲の国の人だったんだ。
あの地方の。
あの地方の人のイザナミ族ってのがいたんだ。
九州にやってきて金属の作り方を勉強していく。
だって知らないから。
なぜそのイザナギの国だけが残ったのかって言ったら、これには理由があってね。
あの出雲ってところはさ原料が出んのよ。
岩見銀山とかさ、あの山、中国大陸の向こうかし大山から向こうかしは金属の原料になる、そういう石がたくさん取れんの。
多分、日本中の人たちが行ったんだけれど、一番なんていうのかな、後世までその仕事をしたのはその地域だから残ったんだと思うよ。
いっぱい。
九州の南に日本中から行って技術を覚えていこうとした。
でも材料も買わなきゃいけない。
技術も用意した。
買うって言ったってお金で上がらないわけじゃなくて、なんかブツブツ交換なわけで、その中で一番さ有効なブツブツ交換って原料持ってくのに限らない。
原料があったわけ。
それで残ったのが出雲の人たちだって言う風に僕は言ってるわけ。
あとは、さっきも言ったけどコシノクニがどういうことかってことだよね。
あんたのうちにコシノクニって書いてあるだろうけど。
イザナギ
えーとね。
朝鮮半島あるじゃない。
あの、うーんと日本海側のところから出発すると、みんな新潟に辿り着くの。
あのー北海とか大陸の方から来ると、なんていうのかな、津島とか壱岐に行っちゃうんだけど、流れでね。
あの朝鮮半島のこっちがし、こっちがしのサイドからボーンと出ると、流れでもってみんな新潟に辿り着いちゃうんだ。
まあ行ってみれば一番日本に来やすいのは実は福岡じゃなくて、新潟なんだよ。
あの海流に乗ってくるだけだった。
だから大量にお米を作る方法を持ってきたのは、あそこらへんにドーンと入ったんだと思う。
越の国
今だったら福井、石川、新潟、それから富山。
その四県あたり。
越前、越後、越中ってところに簡単に来やすい。
そこで持ってまず日本のもといとなるお米ができたから、そこに国ができたって、島ができたって言ったらいいと思う。
だから原材料とあと食料、これが残ったのが小古事記の一番最初なんじゃないかなっていう風に考えられる。
人心として、人の心として一番大切なのはまず食べ物。
その次に自分の領土を拡大するために強い武器、強い意志。
意志は心でもあるし、ストーンでもあるよね。
イシだから同じ音じゃない。
両方が合わさったものがイザナギによって一番有効だった国だったって思ったらいいよ。
そして国づくりっていうか、国生みの中の順番はイザナギに隷属していった順番だと思ったらいいよ。
最後に九州だって言ってるじゃん。
九州の周りは多分、最初、嫉妬してたんだと思う。
九州の男ってここにいる?
あの九州、悪口言ってるわけじゃないですよ。
九州の男って一国だからね。
一国なんですよ。
周りの国に嫉妬深い、自分の国が一番大切だと思っている人。
家庭でもそうです。家の中でお母ちゃんが一番強いけれども、外でお母ちゃんが強かったら頭に来ちゃう一族だから。
自分の家族が一番強い。
一番自分が強いと思っている人たちが九州の人たち。
だから隣の親父が歯ぶりが良かったりするとちょっと頭に来る。
だから僕ね麻生さんはあんだけ九州にもてはやされてるけど、社長だからもてはやされてるだけで、皆いいと思ってないと思う。
なんでうちのチームじゃないのに、山傘の前で持ってふんどしとかしめてこうやってやってんだよって思ってる違いない。
羨ましいって思わないんだ。
悔しいっていうか、仲間に本当は心から仲間になりたくないと思ってる違いない。
もちろん仲間は作るよ。
山傘見てればわかるけどさ、あれ、もう女の人入れないからね。
男の世界で、だから同じ考えを持った人の、でもその隣の流れには絶対負けたくない。
そういうのはどこの国もあるけど、さ、九州は特にそうだ。
今でもそういうのが残ってるって考えると、当時なんかもっとひどかっただろ。
イザナギの国の繁栄ぶりにみんな嫉妬したんだと思う。
八つの顔は。
肥前、日向、向後、そういう九州の古事記の中では、みんな神様の名前になってますけど、たぶん九つの地域があったんでしょう。
この九つの地域は、イザナギの地域に嫉妬していたから、最後まで隷属しなかったんだと思う。
現にあんまり領土が拡大されてないんだ。
そんなに繁栄したのに、
ところがさ、その石を手に入れた、材料を手に入れたおかげでたくさん作れるようになったの。
だから、どんどん浸食していく。
それまでは順番通り、
本州ができて、佐渡ができて、それから対馬ができて、四国ができて、九州ができて、その順番で、たぶんイザナギのところに隷属していったんじゃないかなって、僕の家はそういう風に言ってる。
でもそれは人の動きがそうなった。
人心がそういう風に動いたってことなんですよ。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld