茶掃箱をご存知ですか。
茶掃箱(ちやはきばこ)をご存知ですか。
「お茶会を百倍愉しむためのお稽古〈破〉」 7月のお稽古も楽しく学びました。
茶室における役割として、後見・お運び・水屋のお勉強。
「へー」って何度言ったことか。
知らないことばかり。
「茶掃箱」ご存知ですか。
茶掃箱(ちやはきばこ)は、茶入や薄茶器に抹茶を入れるための用具一式を納める箱です。
茶掃箱は、長方形の桟蓋の二重箱で、五分幅の茶色の革紐が胴から付いています。
茶掃箱は、下の箱には茶合と重ね漏斗、上の箱には銀または竹の水屋茶杓と小羽箒が入っています。
茶掃箱は、抹茶を茶入や薄茶器に入れることを「茶を掃く」ということろから、この名があります。
さて、上の写真、何をしていると思われますか。
茶入れに入れたお抹茶を整えてるところです。
整え方も二つあり、これは一文字、もう一つは杉形。
何で整えてると思いますか。
見たことありますよね?
そう、茶筅の先ですね。
丁寧に丁寧に整えていきます。
お茶席が始まる前には、このような丁寧なお役目がいくつもあるんですね。
それでは、この写真は?
お茶席でお手前がお茶入れからお抹茶を茶杓ですくうのですが
左側からお抹茶の形をくずさないように(これは杉形)、三人分ほど使います。
で、もう使いません。
このように残しておくそうです。
後でお道具を見ていただくときに、きれいなように。
本当にお茶の心は粋届いてます!
そして、今日のお御菓子。
虎屋吉末さん、いつも美味しいお菓子をありがとうございます。
名前忘れました、ごめんなさい。
くずきりの中は黄身餡、とっても美味しかったです。
そして、最後に報告。
いつも参加していただいている佐々木さんのお話。
先日、隋竹庵の勉強会で一緒に丹波のピーターさんの所で作った茶器です。
手に持っていらっしゃる茶器がそうです。
「楽茶碗が大好きなので、私の楽茶碗を作りました。」
他の茶器となんら遜色なし。
本当にお上手!
今日、始めて出来上がりをご覧になり、早速一服。
ご満悦!
今日も至福の時をありがとうございました。
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