ときめき☆平成歌舞伎 第3回
歌舞伎の楽しみは、観劇だけじゃない!
こんにちは。
安積美香です。
ときめき☆平成歌舞伎、連載3回目です。
「月イチ更新目標!」だったハズですが、 いまのところ、超!ハイペースで更新中~! 闇(和の素敵さん)のプレッシャーに押されています・・・(笑)
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お弁当の定番中の定番、 幕の内弁当!
「幕の内」って???
諸説あるようですが、 「幕間(まくあい)に食べるお弁当」というのも、ひとつの説のようです。
通常の歌舞伎公演は、3~4時間。
お昼の部であれば、 11時に開演して15時ごろ終演というのが一般的。
その間に、2~3回の休憩時間があります。 この休憩時間のことを幕間(まくあい)といいます。
この幕間、 必ず1回は、30分前後の長いものがあります。
これは、お弁当タ~イム♪ どんなに悲しいお芝居の後でも 一瞬で、楽しっい楽しっいお弁当~っ♪
写真は、十月花形歌舞伎のときに食べたお弁当。
母チョイスのおこわ弁当です。
松茸のおこわ(銀杏入り!)、栗のおこわ。
うふっ。
秋です~☆
開演前にデパ地下に寄り道して、購入しました~♪
劇場内の売店でも販売していますし、持ち込みもOK! 外に食べに行くのも、もちろんOKです。
セレブさまは、料亭にたのんで、 幕間に合わせて劇場まで持ってきてもらうなんてことも!!! 憧れるわ~~~☆
これは、歌舞伎の長い歴史のなせる業。
市民ホールや歌舞伎以外の劇場では、「お弁当を持ち込んで、劇場内(客席内)で飲食する」 なんてことは、ありえない(禁止されていることが多い)ですよね。
そうそう! お弁当だけじゃなくて、甘いものも、飲み物、アルコールもありますよ♪
わたくしのお気に入りの甘いものをいくつかご紹介!
【南座】 井筒八ツ橋本舗の三笠
ただの、どら焼きではない。
八ツ橋屋さんだけあって、中に生八ツ橋が入っているんです!!
けっこうボリュームがありますよ!
【松竹座】 高砂堂の栗赤飯まんじゅう
ほんのり甘くって、しあわせの味~。
2つ入りなので、 終演後に食事をしようと思うときは、これで、小腹を満たしています。
基本、関西の劇場に入り浸っているわたくしですが、 たま~~~に、お江戸へ。
【歌舞伎座】 めでたい焼き
たい焼きの中に、紅白のおもちが入っているんですよ~♪
めでたいっ!
屋台形式で、その場で焼いているので 熱々を食べることができます。(やけどに注意!)
これ、本当に関西の劇場にも欲しい!!! 切望です! (劇場関係者さぁ~~~ん!)
おみやげや、舞台写真を選ぶのも楽しいです☆
役者さんのグッズや、DVD。和小物にお菓子♪ わたくしが、必ず買うものは「番付(ばんづけ)」。
「番付」?
いわゆる、プログラムです。
関西の劇場では、「番付」 お江戸の劇場では、「筋書(すじがき)」 市民ホールや歌舞伎以外の劇場では、プログラムやパンフレット などと言われて売られています。
関西贔屓をするわけではないのですが、 個人的には「番付」という言葉が好きです。
なんか江戸時代の匂いがしませんか?
(えっ! マニアックすぎ???)
中身は、その興行の演目、配役、あらすじ、見どころ、 役者さんのインタビュー、過去の上演記録など。
最近は、あらすじの英訳文が載っていることも! 期間の後半になると、舞台写真が入ることもあります。
(お得感満載~!)
はじめて観劇されるかたには 歌舞伎って、そんなに長時間なの? そして、なんで何回も休憩があるの!! と、ビックリされるのですが、 お手洗いにも行かないといけませんし、 (女性用はねぇ、どうしても長蛇の列になっちゃいます・・・) お芝居の感想もしゃべりたいし! 4時間なんて、あっという間!!!
開演前に、わくわくしながらお弁当を選んで、 終演後に、お芝居の余韻にひたりながらお茶をする。
お芝居以外にも、ときめき☆いっぱい♪ ぜ~んぶひっくるめて、観劇です☆
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