ありがとうございます 川本和子さん
すてきなご縁に感謝
こんにちは。
今日のありがとうは、京鹿の子 疋田絞り職人の川本和子さん。
私はご縁ってとても大切なことと思います。
一生のうちに何人の人とご縁をいただくのでしょうか。
きっと神さまが、今必要な人とのご縁をくださるのかもしれませんね。
ご縁は人ばかりではなく、場所や時間、天気などあらゆることがご縁かもしれません。
そんなご縁をいつも大切にしてみませんか。
「ありがとう!」って。
もっともっと素敵なご縁がたくさんやってきますよ。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
川本和子さん「京鹿の子 疋田絞り職人」
大変お忙しい中、工房にお伺いしてしまいました。
いつもやさしく素敵な笑顔で迎えていただきます。
今日は、後継ぎのお嬢さまもご一緒。
本当にいつもありがとうございます。
川本さんです、とっても優しいお顔です。
川本さんのような優しい方に作っていただきたいですね。
優しさがいっぱい詰まった着物。
後ろの着物の柄は鳥獣戯画、もちろん疋田絞り。
後ほど、ゆっくりご覧ください。
柄ものはデザインが決定すると、生地に刷り込むための型彫りを行います。
伊勢型紙にも用いられる和紙に柿渋を塗った防水性のある特殊な紙を、絞りの粒に応じたポンチと小刀を加工した道具を用いて彫っていきます。
この着物は総絞とのこと。
どなたが着られるのでしょうね、うらやましい。
絞ってるところは前回の川本さんの紹介記事からご覧ください。
染める前なのに、美しい。
正絹は美しすぎる。
心が高揚してしまう。
まるで真珠が生まれた瞬間みたい。
一目絞り。
疋田絞りと一目絞。
真珠と珊瑚礁。
一目が絞れる人は今では川本さんだけとか。
いつかは一目絞がなくなってしまうの?
お嬢さま、頑張れ!
そして、これが鳥獣戯画の絞り。
女ものの着物の柄に鳥獣戯画、見ることないですよね。
それも、疋田絞り。
鳥獣たちが本当に楽しそう!
これは先日、引き出物用に作った袱紗とのこと。
わかりますか、疋田絞りの中に一目絞り、縛ってるところですね。
欲しいという声が多いので、今回数枚作られるとか。
私の分も是非ともお願いします。
そしてこれは何でしょうか?
男物の帯です。
爪がき本綴れ織り の小玉紫泉さんの綴れ織りに川本さんの疋田絞り。
素敵な二人の共同作品。
ありえない!
ありがとうございます。
川本さんも紫泉さんも「伝統工芸士」
何十年と積み重ねてきた技。
数年修行して継げる技ではありません。
でも、どんどん職人さんが減っています。
この先、どうなるのでしょうか。
今、どうしていかないといけないのでしょうか。
着物に限って(今の私がわかる範囲)いえるのは、洋服は数年で破れたり流行が変わって着なくなります。
本物の心のこもった着物はもちろん一生もの。
そして、子へ孫へと伝えていけるもの、伝えるもの。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
エルメスもいいけど、素敵な日本の伝統の品を大切にしたいです。本当に!!!
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld