和の輪 | 和の素敵 - Part 3
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和の輪

「女房を質に入れても初鰹」 成願義夫さんのお話し

  「女房を質に入れても初鰹」 江戸時代の長屋の四月。長屋の住人が共同で買った鰹を魚屋が切り分けている図です。「女房を質に入れても初鰹」とは、江戸時代の有名な川柳。江戸時代には「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」「まな板に小判一枚初鰹」など、初鰹を題材にした数々の句や川柳が残っています。貧乏人であっても旬を味わいたい気持ちに変わりなく、そこで生まれた知恵が、共同購入。江戸の庶民の逞しさと亭主に食べさせてやりたいという女房の愛情が読み取れて微笑ましいですね。(成願義夫さん Facebook  2017...

熨斗鶴(のしづる)  家紋研究家 森本勇矢さん

【熨斗鶴(のしづる)】 彩紋 其之廿參 今回で擬態紋の鶴シリーズは終了(他にもありますが)。 最後を飾るのは熨斗鶴。 今までの「○○鶴」とは少し趣が違います。 この件に関しては先日facebookでポストしてみたので、ご興味のある方は一読を。 https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fyuya.morimoto.374%2Fposts%2F1396274323767559 熨斗とは本来、熨斗鮑(のしあわび)と呼ば...

和婚は素敵4 「お伊勢さん和婚」

  伊勢神宮への結婚奉告参拝 【お伊勢さん和婚】 東京からお越しのとっても仲良しの御二人☀凛とされ包容力のある花婿さま☀細やかで優しく幸せ笑顔が光輝く花嫁さま☀桶染めに鹿の子絞り、手描友禅に金彩、日本刺繍、、、もう日本伝統美術工芸の究極の引き振袖を御召しになって天照大御神様にご奉告☀大神様がにこやかにお迎え下さったご神氣☀嬉しい、楽しい~自然に感謝感激感動❤❤     ありがとうございます...

飛び鶴(とびづる)  家紋研究家 森本勇矢さん

【飛び鶴(とびづる)】 彩紋 其之廿肆鶴紋といえば、森家や本能寺の鶴丸を思い浮かべる方が多いかもしれない。 しかし鶴紋には多くのバリエーションが存在している。 中でもこの飛び鶴は人気の高いデザインだったのであろうか、擬態紋「○○鶴」の元ネタとなっている。鶴紋は鸛(コウノトリ)をモチーフにした可能性もあり、今後の研究に期待がされる。 今回の配色は丹頂(タンチョウ)をモチーフとして配色してみた。 っというより、鶴文様を参考に彩った、というよりも今回は塗ってみた、に近い。 タンチョウに相応しく、鶴紋では表現されない、丹色(朱色)を加えた。 (これは京都家紋研究会理事...

『千社札』  成願義夫さんのお話し

千社札千社札は観音巡礼における参拝奉納のしるしである『納札』の習俗より生まれたと云われています。江戸時代になり、稲荷信仰が大流行することで、千社札もまた庶民の間に広まりました。私も毎年初詣している京都の伏見稲荷が総本社なのですが、全国のいたるところに分社がつくられました。江戸時代に起った数度の飢饉が稲荷信仰に拍車をかけ、庶民は競うように『稲荷千社参り』を行い、五穀豊穣を祈ったそうです。後に稲荷神社だけでなくあらゆる神社仏閣を巡るようになったため、多くの社寺を参拝する事を『千社参り』と呼ぶようになり、...

桃鶴(ももづる)※創作紋  家紋研究家 森本勇矢さん

【桃鶴(ももづる)※創作紋】 彩紋 其之廿貳あかりをつけましょ…ぼんぼりに… おはなをあげましょ…もものはな…桃の節句ということで今回は桃紋をピックアップ。桃は中国原産のバラ科の落葉小高木。夏に水分の多い甘い果実を実らせる。 語源には真実(まみ)、燃実(もえみ)からの転化や多くの実をつけるとして百(もも)とした説などがあるがはっきりしていない。 日本ではお伽噺の桃太郎が有名。 『古事記』では伊弉諸尊(いざなぎのみこと)が黄泉醜女(よもつしこめ)に桃を投げつけ退治し、桃に大神実命(おおかむづみのみこと)の名を与えた。 中国神話では西王母の住処に三千年に一度...

和婚は素敵3 「猿田彦神社」

  雅な十二単姿で挙げられた御二人☀ 猿田彦神社の本殿挙式  ボルボレッタのパンフレットを見て~これしかない‼‼‼そう想われた花嫁様が仕事中の彼に即メールしたと笑ってお話してくださいました❗天の氣も晴れ☀天照大御神様にも愛された~清々しく爽やかな長野に住まわれる御二人☀益々のご活躍と弥榮を~この伊勢の地よりお祈り申し上げます☀     ありがとうございます。 和婚は素敵で...

菊鶴(きくづる)  家紋研究家 森本勇矢さん

【菊鶴(きくづる)】 彩紋 其之拾捌天皇の象徴として名高い菊。 後鳥羽上皇(1183-1198年)より始まった菊花紋。 日本において最も高貴な紋章である。 明治期の一時は菊花紋の使用が禁止された歴史がある。 菊花紋の家紋としての使用率は高く、そのためか菊の紋のバリエーションも多い。 そんな菊紋には擬態紋はある。菊を鶴に見立てた「菊鶴」もその一つだ。今回の彩りは少し神々しさを出してみたかった。 花は胡粉をイメージした白に少し黄色を含ませたような色。 上絵に黄色を使用することで菊の代表的な色をイメージ。 背景は先日川から見た夕焼けが非常に美しく心打たれたのでそ...

平国創生神楽とは  7月28日(土)枚岡神社にて創生神楽祭

  平国創生神楽 こんにちは。不思議なご縁でつながった、日本国エンタメ観光マイスターでもある表博輝さんが奉納する平国創生神楽。7月28日(土)18時より、河内国一之宮枚岡神社にて、第九回創生神楽祭りを行います。枚岡の神さま「天児屋根之命」のご神事に、初めて神楽が奉納される故事により、世の中は明るくなる伝えがここに残っています。世を開き、国を整え、心をやわす。地球創生の意義がこの創生神楽によって明かされます。生命の存続意義のはじまりを振り返り、今ある命の尊さに、感謝の祈りを捧げるのが平国創生神楽です。  神...

『しきたり』や『型』  成願義夫さんのお話し

  『しきたり』や『型』吉祥図として一対の鶴を描く場合、くちばしを閉じた鶴と開いた鶴を描くのは伝統的な決まりごとです。それは阿吽(あうん)を表します。伝統的なしきたりが伴う場面や用途、例えば、縁起物の掛け軸や冠婚関連のデザインなどに鶴を描く場合、ただ単に「鶴を描けばおめでたい」と思うのは、「間違いではないが、残念である」と言わざるをえません。日本の伝統は型の伝承です。様式美として完成された美と、図柄に込められた意味の奥深さを知ることは重要です。このような日本のデザイン分野の『伝統的しき...

梅鶴(うめづる) 家紋研究家 森本勇矢さん

【梅鶴(うめづる)】梅紋の種類の一つ「横見梅」をアレンジして鶴に。 梅鶴の初見は定かでは無いが、江戸後期頃には文様などでも見られるようだ。 葛飾北斎の『新形小紋帳』というものには様々な植物を鶴に見立てたものが掲載される。 もしかするとこの「梅鶴」などの見立て、擬態などの表現は北斎から始まっているのかもしれない。 (詳しく調べていないので実際はどうなのかは分かりません)因みにこの「梅鶴」は紋帖によって形状が違う。 この梅鶴には「足が無い」が、紋帖によっては「足が有る」。 どちらもカワイイですよ。紋には多くの梅鶴のように擬態紋と呼ばれるものが多く存在する。 ...

輪違月巴に天の角字(わちがいつきどもえにてんのかくじ)  家紋研究家 森本勇矢さん

【輪違月巴に天の角字(わちがいつきどもえにてんのかくじ)】シンガーソングライター「天野月」を表現した紋(家紋では無い)。 「天の角字」で「天」、「細一つ巴」で「の」、細三日月で「月」を表現。 巴と月で「輪違」を意識し、無限や永遠という意味を持たせた。 天野月ファンの知り合いのために制作したオリジナル紋。 地色を含めた紋の配色は代表曲の一つ「聲(こえ)」をイメージしたもの。 この紋を朱印帳にした際、色がうまく出なかったのが心苦しい。(2016年7月9日  Instagram投稿) 【彩紋】 https://facebook.com/yuy...

唐草模様の紀元  成願義夫さんのお話し

  唐草模様の紀元はとても古いです。 ギリシアの神殿などの遺跡で、アカイア式円柱などに見られる草の文様が、唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから、各地に伝播したと考えられています。現代、世界各国に唐草模様は存在します。日本にはシルクロード経由で中国から伝わったとされています。日本名『唐草文様』とは、読んで字のごとく「中国伝来の植物文様」という意味です。日本からは、さらにヨーロッパに、伊勢型や陶器の絵付けとしての唐草が伝わり、その影響を受けた芸術家も少なくありません。その一人が、ウィーンの画家グス...
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