和の輪 | 和の素敵 - Part 3
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和の輪

「節分祭 鬼送神事」古来より天の神を「神」と言います (山蔭神斎)

  節分祭 鬼送神事 古来より天の神を「神」と言い、地の神を「祇」と言い、人の神を「鬼」と言う。 この最後の鬼とは、荒ぶる気のあるものも少なくなく、漢字では個性あるものを『鬼』と書き、澄みやか成るものを鬼の頭の点『角』を取った漢字で表す。節分祭は古来より冬から立春に赴く節目の祓を成すものである。 自然災害は、天地の祓として新たなる生命を育む為の祓であるが、人の営みを故意に殺さず配慮給う、天神地祇の御霊のふゆを受け取るべく、ただひたすら祈り、己が心を祓うのである。『大難を小難に 小難を無難に』 日本国民が春節に祈る事が、良い芽吹きの年を創造するのである...

「開眼」 いちばん緊張する場面  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  開 眼 仏さまの仕上げに開眼をします。おそらく制作過程でいちばん緊張する場面でしょうか。見てるほうもね。木地の仕上げであっても、彩色や截金、金箔の仕上げであっても最後に髪の色をぬって、さあ、開眼なんですね。眉毛と上瞼のライン、白眼と瞳、唇に朱をいれます。必要に応じてお髭もいれます。玉眼という目の部分にガラスの目を嵌める場合は内側から瞳を描き入れます。白眼には白い綿を使うのですよ。昔ながらのやり方です。いづれもなかなか難関なのです。如来や菩薩の綺麗な山形の眉もあれば、 お不動さまなど粗々し...

寿初春大歌舞伎 観劇ツアー☆  ときめき☆歌舞伎 第77回

   寿初春大歌舞伎 観劇ツアー☆ ときめき☆歌舞伎 第77回  寿初春大歌舞伎昼の部を、みなさんと一緒に観劇してきました~☆たくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました!お着物の方が多くて華やかでした~☆   ◆ついに、早朝授業!? ときめき☆歌舞伎塾  なんと、8時30分開始!!「高校の授業以来です!」と言われてしまいましたが、それでも遠方は和歌山からご参加いただきました。本当に、ありがとうございます。&...

ゆく年、くる年☆  ときめき☆歌舞伎 第76回

  ゆく年、くる年☆ ときめき☆歌舞伎 第76回   2018年は、いかがでしたか?「ときめき☆歌舞伎」は2018年も、いろいろ好き放題書かせていただきました~。みなさまの心に残るような原稿が書けたのかどうかは…不明です…(汗) 勝手に、2018年の原稿を振り返ってみます~♪   ◆2018年も楽しみました! 観劇ツアー  観劇ツアーは、5回!「初春舞踊公演」、「七月大歌舞伎」、「竹之助の会」、「十月大歌...

「彩色」昔はどんなだったのでしょうね  松久佳遊さん「祈りの世界」より

  むかしの彩色 むかしの彩色はどんなだったのでしょう?どんな材料をつかって、どのような手順でやったのでしょう?古いものを直に見て自分の持てる知識と教えていただいたり、文献を読んだりして得た情報から当てはまるものを集めて推測します。 端っこにほんの少しでも鮮やかな絵の具や装飾がみつかれば、それを手掛かりに、推測していけますね。時代は違えど同じ人間が拵えるワケだし、当時の材に彫刻をして彩色するとしたらどんなふうと分かる部分は沢山あります。天然の素材は時代が流れても手に入りさえすれば使うことが出来るのですね。コレが今でも結構手に入るの...

南座 顔見世観劇ツアー☆  ときめき☆歌舞伎 第75回

   南座 顔見世観劇ツアー☆ ときめき☆歌舞伎 第75回  12月顔見世の夜の部を、みなさんと一緒に観劇してきました~☆   ◆しっかり身につく? 少人数制!  今年も顔見世ツアーの「ときめき☆歌舞伎塾」は、祇園ギャラリー礼[AYA]さんをお借りしました。 お申し込み数が少なかったので、テーブルを囲んでお茶とお菓子を食べながら、ゆる~く。疑問質問、バンバン!濃い内容だったかも? &nb...

私が絵の前で立ちすくんでしまった作品  成願義夫さんのお話し

   『焔(ほむら)』 上村松園190.9cm×91.8cm 光源氏の正妻である葵上に嫉妬し、生き霊となって呪い殺そうとする六条御息所を描いたこの作品。 初めてこの絵の実物を見たとき身震いしたのを覚えている。 自らの髪の束を噛みしめている表情のなんとも恐ろしくも美しいことか。この美しさは光源氏を思う女の一途な恋情、故。 生霊を描いた上村松園の凄まじいまでの画家として、女としての情念を感じる作品。(注) この作品の蜘蛛の巣は銀で描かれていたらしい。 当初は銀色に輝いていた、それが変質して今では黒く見えて...

「糸巻」  染め織り 渡邊紗彌加さん

https://www.facebook.com/SAYAKAWATANABE.INORI/videos/378212019602025/?t=11  糸巻きの風景 火鉢にあたりながら炭の香りに涙をゆだねながら冬の気配を纏う陽射しはやさしい気持ちにしてくれます。 先ほどインスタのストーリーにアップしていた整経も無事終わり今から千切り巻き取り。 明日には経継ぎの工程へ。 ...

「名残を惜しみ始まりを告ぐ」十二月師走の言葉 山蔭流創生神楽 宗家

  十二月師走の言葉 一年の、終わりを示す師走月、名残を惜しみ始まりを告ぐ (ひととせの、おわりをつげるしわすつき、なごりをおしみはじまりをつぐ) (要約) 一年の計は師走から紡ぐものである。終わりと始まりは連なっている、今年度の終計をよく考慮して元旦には始まりの志願を立てなければならない、師走は言葉のごとく忙しさを告げるが、この時こそ落ち着いた展望を立ち上げることが肝要である。(要所) 私達は終わりと始まり、または善と悪を区別しがちであるが、それは入り交じって一体である事を知るべきである、ただ、けじめをつけて線引きを定めているだけであ...

「おめでたい、寿曽我対面☆」 ときめき☆歌舞伎 第74回

  おめでたい、寿曽我対面☆ ときめき☆歌舞伎 第74回  11月の顔見世夜の部に「寿曽我対面」が上がりましたね。ご覧になられました? 仁左衛門さんの工藤祐経、分別ある大人の漢!カッコイイですよね~。個性的なキャラクターが揃って、それぞれの衣装も華やかで、本当に錦絵を見ているようでした☆   ◆「曽我物」は、めでたい!  「寿曽我対面」は、顔見世でよく登場する演目なんです。他には、初春公演と襲名披露(特に花形の)。なんで?...

「天霧らひ」 渡邊紗彌加さんの素敵な「織り」

  植物で糸を染め織る こんにちは。先日、渡邊紗彌加さんからご案内いただきお伺いしました。 「手織りの実技工房」著者、吉田紘三先生の京都教室、第七回絲織会展示会。 まだまだ着物がわからない私ですが、渡邊さんの作品の前でじっと見とれてしまいました。 あまりにも素敵な織りだから。糸から染めて、織ります。 もじり織、ほぐし織、絵絣、絣、ロートン織、すくい織、花織、組織織、織り方はたくさんあるのですね。とにかく渡邊さんの織りをご覧ください。 いつか私のために織っていただきたいです。 〝天霧(あまぎ)らひ〟 「天霧ら...

待ってましたっ!南座新開場~☆  ときめき☆歌舞伎 第73回

  待ってましたっ! 南座新開場~☆ ときめき☆歌舞伎 第73回   2年9か月ぶり。11月1日に、南座が新開場いたしました!うれしい! うれしい!!早速、行ってまいりました~♪   ◆新開場のイベント盛りだくさん!  新開場の期待を膨らます、イベントもたくさん行われました。 松本幸四郎「吉例顔見世興行」スペシャルトークショー松本幸四郎、尾上菊之丞「襲名道中膝栗毛 先斗町高麗夜話」ライトアップ点灯式「吉例...

「様式美」 先人たちが残してくれた「型」

  『様式美』 最近、納骨堂のデザインのご依頼が増えて、鳳凰などの霊獣や天女など、実際には見ることができないモノを描く機会が増えました。先人達が『型』を残してくれたおかげで、私のような才能の無い者でも、型を学べば、誰もがそれと判るように描くとこができます。木で例えるなら、『型』は根と幹、そこに自分流にアレンジしした枝葉をつける。 これの繰り返しが伝統継承ということなのでしょう。 ...
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