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守るべきものは守りたいですね。

 

今日から事始め。

今年も和の心、宜しくお願いいたします。

 

年末年始にかけてさまざまな行事が行われてきました。

除夜の鐘に初詣、お節にお屠蘇、七草粥に初釜式・・・といった伝統行事はいずれも年末年始の風物詩。

同様の風習は日本各地で行われていますが、すがたを消したものも多いのでは。

 

除夜の鐘の音が騒音扱いされて、突かなくなったという話しを聞きます。

さらに時間を昼間に変更したところ、参拝者が増えたとか。

現代のライフスタイルに合わせたということでしょうが、本末転倒。

そもそも除夜の鐘は年の瀬から新年にかけて突くもの。

参拝者に突かせてくれる寺に参るのも信仰の形の一つでしょうが、自宅で鐘の音に耳を傾け、静かに一年を振り返るのがいいですね。

除夜の鐘を毎年聞いていたであろう人たちにとって、ほのかに聞こえてくる鐘の音が聞こえなくなってがっかりしているのでは。

年末訪れる人で各寺は大にぎわい。

そこには騒音と思う人はいないでしょう。

信仰が風習となって庶民に根つき、やがて文化となってきたのです。

 

寂しいですね、除夜の鐘が騒音なんて。

除夜の鐘は中国の宋に起源があり、鎌倉時代に禅寺に伝わったと言われています。

今のような一般化したのは室町時代に広まり江戸時代に一般寺院でも行うようになったとか。

除夜の鐘をつく理由は、人が持つとされる百八つの煩悩を救うためといわれています。

煩悩とは、人の心を惑わせたり、悩ませたり苦しめたりする心のことをいいます。

そして現代にとっても多いのが、我儘勝手。

 

除夜の鐘の澄んだ音は、深夜の空気と相まって心にしみわたるような気がします。

鐘の音を聞くことによって私たちの魂が共鳴して、我儘勝手という煩悩がふり払われましたように。

古よりの伝統を大切にして人のことを思いやりあらゆる事と共生していける年になりますように。

 

今年も宜しくお願いいたします。

 

 

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