「つまらないものですが・・・」 気持ちが大切
つまらないものですが
こんにちは。
この記事は、2013年3月に書いたのですが、改めて公開しようと思い、加筆することないかなとHPで検索してみました。
びっくり!
「つまらないものですが」はNGという記事ばかり。
今や日本でも欧米スタイルの考え方が浸透し、この謙譲の心もうすれてきてるからだそうです。
世間ではそうなんですね。
でも、今は、世界中が日本の文化に注目しているのに・・・。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
大切なのは言葉に秘められた気持ち
日本において他人の気持ちに配慮するさい、忘れてならないのが上下の関係ですね。
「みんな平等」と育った人たちには違和感をもつかもしれませんが、相手を立ててへりくだることは日本人の美徳です!
たとえば、贈り物をするさい、日本では「つまらないものですが・・・」と言い添えるのが決まり文句となっていますが、これも相手を立てる意味合いがあります。
「相手が気に入るように一生懸命考えて選んだのに「つまらないもの」というのはおかしいと思う人も多いのではないでしょうか。
大切なのは言葉に秘められた気持ちです。
言葉に秘められた気持ちとは、新渡戸稲造の「武士道」にも触れられていますが、「相手があまりにも立派であるがゆえに、いかに立派な品であろうと、つまらないものに見える」という意味合いです。
目上の人を敬うことは和の心の真髄のひとつです。
卑屈になるのではなく、自分は低く控えて相手への尊敬を表現しているのですね。
ありがとうございます
日本は古より、海外の文化を取り入れて日本風に仕立ててきました。
この時代、国際人となるためにと海外文化を取り入れるのはいいけど、自国の大切な文化をすてるのはいかがなものでしょうか。
日本の文化は、縄文時代から(それ以前からかもしれませんが)の四季折々、海に囲まれ自然豊かな環境の中から育まれてきた素敵な文化です。
昨日今日できた文化ではありません。
もちろん、現代的風に変わっていくことはあるでしょうが、それでも、古からの心を残しながら変わっていくのです。
「心ばかりのものでございます」
「ささやかですが」
などと言いましょうと書かれています。
はい、もちろん結構な言葉と思います。
でも、なにが大切かをちゃんと知り、心で感じて初めてこれらの言葉が生きてくるのです。
理屈ではないのです、心です。
形ではないのです、心です。
「ありがとうございます」という心から、自然と出る言葉が大切ではないかと思います。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
いつまでも素敵な日本の心を残していきたいです!
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld