お雛さま 二段目の三人官女は何を持っていますか?
今日はひな祭り
こんにちは。
今日はひな祭り。
旧暦では1月16日の仏滅(甲午(きのえうま)
月齢は15.2.
3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、
それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。
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さて、雛人形、一段目は
一番上段は『お内裏さま』といってお殿さまとお姫さまは夫婦の理想像、天皇さま、皇后さまのよう良縁にめぐり会えますようにと祈りを籠めて飾ります。
関東地方では向かって左が男びな、右が女びなの並べ方が多く、また京都では男びなが右に、女雛が左に飾ります。
男雛の冠の纓(えい)が立纓(りゅうえい)といって纓が上に上がっているのは天皇さまです。
上方から二段目は「三人官女」
お祝いの白酒を持ってお仕えしています。
両脇が立ち姿、真ん中中央が座り姿で、持ち物は向かって右から、長柄銚子(ながえのちょうし)、嶋台、加えの銚子または提子(ひさげ)という並べ順になります。
中央の松竹梅を飾り付けた「嶋台」の代わりに「三方」を持たせることもあります。
中央に座している官女は既婚者で眉なしです。
今でいう美少年の楽団。
打楽器に笛を加えた能楽の囃子で向かって左から太鼓、大鼓(おおかわ)、小鼓(こかわ)、笛、謡の五人揃い、鳴り物の大きな音の順に並びます。
今から四段目は『隋臣(ずいしん)』です。
家や人を守る仕事の右大臣、左大臣で文武両道の意味深く、老人と若人で一組になります。
左大臣(老人)は学問と知性の持ち主で向かって右側に座し、右大臣(若人)は力を司るものです。
冠はお内裏様と同じにかぶせ、巻纓(けんえい)および耳飾りのような緌(おいかけ)をつけます。
左手には弓を持たせ袖に挟み、矢は羽根を下に右手に持たせます。
背負い矢は、向かって右の肩から先が見えるようにします。
いろいろなお仕事のお世話をしております。
泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸の三人一組で、御所の掃除道具の箒、塵取、熊手が持ち物になっています。
また、関東では大名行列の沓台、台笠、立笠を持った飾りもあります。
向かって左から『台笠』『沓台』『立傘』または『泣き顔の熊手』『怒り顔の塵取り』『笑い顔のほうき』
飾物と色の意味
女の子が産まれて始めての節句を「初節句」といいます。
嫁方の親が子供の身代わりとなって災いが降りかからないように、
雛人形には、厄除けとなる「桃の花」、体から邪気を祓う為の「
また、ひし餅や雛あられに見られる白・青・桃の3色はそれぞれ、
この3色のお菓子を食すことで自然のエネルギーを授かり、
「流し雛」
室町時代、紙で作った人形〔ひとがた〕で体をなでて穢れを移し、
江戸時代に入り、
やがて武士階級から町人へと広まり、
年長者からの戒め
お雛さまを飾る前日には桃酒やひし餅などの飾物をお供えします。
そして前日の晩もしくは当日に、
雛人形は遅くとも3月中旬までに片付けた方が良いと言われていま
「仕舞い遅れるとお嫁に行き遅れる」と言い、これは”
ありがとうございます
桃の節句、お雛さま。
知らないことがいっぱいですね。
子どもが小さい時、ただただ「ひな祭り」だからとお雛さまを飾って、子供とお祝いをしていました。
桃の節句は、子供の邪気を払い心身ともに健やかに百歳まで元気にという願いがあるなんて・・・。
古からの教えを、ちゃんと話せるようにならないといけないですね。
これをお読みのみな様は、今宵はちらし寿司をいただきながら子供たちにお話をしてあげてくださいね。
日本のお祭りには、それぞれ深い意味があります。
知ってお祭りするのと、しらないのでは大きな違いが。
日本の文化は、みなさまが幸せになりますようにとつくられているから素敵ですね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
参考:ひな祭りの由来と歴史をご存知ですか
上句の節句、まだまだ知らないことばかり
桃の節句は桃太郎と関係があるって、本当?
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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