すてきな金彩、螺鈿、金刻
金彩とは
こんにちは。
金彩とは、金を使った装飾技法。
金泥、金箔、金液などを使用し彩画することです。
金彩技術〔金(ゴールド)を貼りつける技術〕は、奈良時代から平安時代にかけて日本に定着したと言われています。
元々は、インド、中国から伝わった技術のようです。
博物館や美術館、寺院などで、様々な、金で装飾されたものを見たことがあると思います。
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京友禅にも
金彩と言えば京友禅に使われます。
金加工とも呼ばれ、染め上がった生地に金や銀の箔、金粉等を接着加工する技術です。
これは友禅染をより華やかに表現するために行う工程で、必要以上の加飾は品格をそこない、美しさも半減させてしまいます。
染と金彩、そして次の刺繍が調和してこそ、素晴らしい友禅染が出来上がり、技術の集大成となるわけです。
螺鈿(らでん)は、主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ。
貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、およびこの手法を用いて製作された工芸品のことを言います。
螺は貝、鈿はちりばめることを意味します。
ありがとうございます
螺鈿は奈良時代に唐から輸入され、琥珀や鼈甲と組み合わせて楽器などの装飾に使用されました。
古い遺品としては正倉院宝物として伝来する螺鈿紫檀五絃琵琶、螺鈿紫檀阮咸(げんかん)などがあります。
平安時代になると、螺鈿の技術は急速に向上し、漆芸の装飾技法として蒔絵との併用が盛んに行われました。
鎌倉時代になると螺鈿は鞍の装飾として人気を博し、室町時代になると中国の高価な螺鈿細工の影響を強く受けました。
(写真:京都箔鳳工房)
古からの匠の技。
いまでも繋がっているすてきな技。
いつまでも大切にしていきたいですね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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