「書」にも和のこころがいっぱい

小学生の頃、祖父が下賀茂神社の宮司のお部屋で和机に向かって、筆で書や絵を書かれているのを見ながら、いつかこのように素敵な書や絵を書きたいなと思っていました。
いつかはちゃんと書を習いたいと思いながらこの年まで。
人前で書くときの恥ずかしい事。
最近、芳名録に書くことが多く、弱気の私((笑))
でも、習ったからってすぐにうまくなるわけないし、と思っていました。
でも、先日素敵なご縁をいただき書を習うことになりました。
それも、神宮で(正式には伊勢青少年研修センターです)。
毎月神宮に参拝に行きたいと思っていましたので、とってもとっても嬉しいお話。
先生のお名前は紫鳳書道会「柏木白光」先生。
多くの神社に書を奉納されていらっしゃいます。
筆を置く、書く、ひく、止める、はねる、払う、まずは基本中の基本、横一文字、縦一文字から。
白光先生は教え上手。
何で?をちゃんと言葉で教えていただける、だから理解できて書くことができる。
基本をちゃんと理解できて書けるようになれば、誰でもすぐに上手になりますよと。
なるほど、この教えなら誰でも本当に上手になるって実感。
10時から16時まで、お昼をはさみながら、とってもとっても楽しい!
本当に楽しくてあっという間。
なによりも素敵な方々がお稽古に来られてる。
そう、みなさまも初心者。
「道」、習い事はなんでもそうでしょうが、書の道もやっぱり基本がとっても大切でした。
基本のないものに型はできない。
とっても大切な基本。
書くときだけではないですよ。
書く前の姿勢から大切です。
姿勢ができないのに次がないですね。
背筋はピンと、丹田に落ちつきができ心優しく。
そう、そこには「和のこころ」がいっぱいつつまれていました。
そうそう、いくつになっても赤丸、花丸は嬉しいものですね。
「はい、上手に書けました、赤丸いっぱい!」
てれながら、喜んでました。
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